CTOの転職におすすめの転職エージェント7選|選び方やCTOの転職事情も解説

MAGAZINE編集部のアバター
社外役員選任チーム

MAGAZINE編集部

  • twitter
  • facebook
  • line
  • linkedin
  • URLcopy

DX時代と言われている昨今では、企業内でCTO(最高技術責任者)の重要性が高まっています。今までCTOを設置していなかった企業でも新たにCTOを設置し、選択肢が増えたことでCTOが別の企業へ転職する機会も増えてきました。

CTOの年収は1,000万円を超えることも多いため、利用する転職エージェントの良し悪しで転職後の年収が数百万円違ってくることも珍しくはありません。

そこで本記事では、CTOの転職でおすすめの転職エージェントの紹介と、転職エージェントの選び方、CTOの転職事情などについて説明します。

本記事を読んで、ぜひ今の自分に合った転職エージェントを見つけてください。

サービス名特徴
レバテックキャリアエンジニア特化の転職エージェント。
アドバイザーの専門性が高い。
Geekly一都三県・関西のIT・Web業界の転職に特化。
非公開求人を多数保有。
ビズリーチスカウト型ハイクラス転職サービス。
スカウトを通じて自身の市場価値わかる。
CTOにおすすめの転職エージェント
目次
EXE
EXE

上場企業等での社外役員経験や非常勤監査役経験を持つ専門家をご紹介。社外役員兼務社数4社以下、経験年数10年以上、女性社外役員など、800名以上のプロフェッショナルとマッチングが可能です。

企業法務に強い弁護士を探すなら
企業法務弁護士ナビ

企業法務に強い弁護士を探すなら
企業法務弁護士ナビ

CTOの転職におすすめの転職エージェント7選

早速、CTO転職におすすめの転職エージェントを7つご紹介します。

CTOが転職エージェントを探す場合、次の3つの方向性で探してみることをおすすめします。

  • ITや技術者に特化した転職エージェント
  • 経営・幹部やハイクラス求人に特化した転職エージェント
  • 求人数が多い大手転職エージェント

その中から、気になる転職エージェントを1〜2社ほど絞り、タイプが違う転職エージェントに合計1〜3社ほど登録して、本命を決めていく方法がおすすめです。

それでは、CTOの転職におすすめの転職エージェントを7つご紹介します。

レバテックキャリア|ITやエンジニアに特化した転職エージェント

  • 10年のエンジニア支援実績あり
  • 年収もキャリアもアップできる職種別のサポート
  • 幹部・CTO候補の求人が500件ほど

公式サイト:https://career.levtech.jp/

レバテックキャリアは、ITエンジニアに特化した転職エージェントで10年以上の転職支援実績を持ちます。

求人の多くが現場で働くエンジニア向けの求人ですが、幹部やCTO候補の求人も500件ほどあります。特にスタートアップや成長企業の技術責任者ポジションに強みを持っており、数は少ないですがCTOの募集もあります。

経営者寄りの求人を希望される方はこの後に紹介する、ハイクラス向けのエージェントも併せて利用するのが良いでしょう。

レバテックキャリアは、これからCTOを目指す方にもおすすめの転職エージェントとして挙げられます。CTOの右腕を募集している求人が多く、CTOの働き方を間近で見ることができます。

アドバイザーの専門性が高いため、技術的な面での話をしながらキャリアを相談していける転職エージェントです。

サービス概要
サービス名レバテックキャリア
運営会社レバテック株式会社
公開求人数37,887件
非公開求人数直接優良求人をご紹介
対応地域東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外
公式サイトhttps://career.levtech.jp/
※2025年2月3日時点

Geekly|IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント

  • IT転職を熟知したアドバイザーが100名以上在籍
  • 精度の高いマッチングでミスマッチへの不安を減らせる
  • CTOで検索すると1,000件以上の関連求人

公式サイト:https://www.geekly.co.jp/

Geeklyは一都三県・関西のIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

これまで14年にわたってエンジニアを支援してきた実績があり、マッチングの精度の高さや非公開求人の取り扱い数に定評があります。

レバテックキャリアと同様に、エンジニア向け求人が大半で経営に関わる求人は一部ですが、「CTO」で求人検索すると関連求人が1,000件以上該当します(一部関係ない求人が混ざります)。

GeeklyもこれからCTOを目指す方にもおすすめの転職エージェントですので、そのような方はレバテックキャリアかGeeklyのいずれかに登録しておくと良いでしょう。

サービス概要
サービス名Geekly
運営会社株式会社Geekly
公開求人数30,501件
非公開求人数優良求人を直接ご紹介
対応地域一都三県・関西
公式サイトhttps://www.geekly.co.jp/
※2025年2月3日時点

ビズリーチ|ハイクラス求人に特化したスカウトサービス

ビズリーチ
  • ハイクラス向け転職スカウトサービス
  • 1/3が年収1,000万円以上の求人
  • 有料プランでさらに好条件の求人にアクセスできる

公式サイト:https://www.bizreach.jp/

ビズリーチは、経営幹部や管理職などのプロフェッショナル人材向けのハイクラス求人に特化した転職エージェントです。2025年2月現在、CTO・CIOの求人が600件以上あり、そのほとんどが年収1,000万円以上を狙うことができます。

ヘッドハンターも5,000名以上在籍していて、会員登録することで、職務経歴書を見たヘッドハンターや企業から直接スカウトが来ます。また、東証一部上場企業の非公開求人が多い点も魅力です。

ビズリーチには有料プランもあり、必要に応じて求人の質や条件の制度を高めることもできます。

転職先を探すだけでなく、ご自身の現在の市場価値を知るためにスカウトサービスを使ってみるのもおすすめの使い方です。

サービス概要
サービス名ビズリーチ
運営会社株式会社ビズリーチ
公開求人数147,569件
非公開求人数非公開求人からもスカウトあり
対応地域全国
公式サイトhttps://www.bizreach.jp/
※2025年2月時点

リクルートダイレクトスカウト|ハイクラス求人に特化したスカウトサービス

  • リクルート運営のハイクラス向け転職スカウト
  • 40万件以上の公開求人数
  • 4,000名以上のヘッドハンターが在籍

公式サイト:https://directscout.recruit.co.jp/

リクルートダイレクトスカウトは、転職エージェントのリクルートが運営するハイクラス向けのスカウトサービスです。登録後は自分で動かずスカウトを待つだけでいいことも魅力です。

2025年2月現在で、公開求人数が約46万件あり、その求人数が特徴に挙げられます。公開されている経営に携わる職種は少ないものの、エンジニア関連の好条件求人が見られるため、これからCTOを目指していく方におすすめです。

年収800万~2,000万円以上の高年収の転職に強い特徴があり、求人担当のヘッドハンターが4,000名以上いることも特徴です。

サービス概要
サービス名リクルートダイレクトスカウト
運営会社株式会社リクルート
公開求人数464,964件
非公開求人数非公開求人からもスカウトあり
対応地域全国
公式サイトhttps://directscout.recruit.co.jp/
※2025年2月時点

リメディ|ハイクラス向け転職エージェント

  • 6,000件以上のハイクラス求人をいつでも閲覧可能
  • 経営者への直接ヒアリングにより詳細な求人情報を提供
  • 急成長スタートアップから日系大手、外資系企業まで幅広い求人を保有

公式サイト:https://remedy-tokyo.co.jp/

リメディはリメディ株式会社が運営するハイクラス転職エージェントです。日系大手企業・外資系企業はもちろん、急成長中のスタートアップ企業の求人も保有しています。

業界出身のヘッドハンターが在籍し、登録するとスカウトを受け取れます。

求職者の利益を最優先してサポートするため、転職後のキャリアも含めた上で進めることができます。

サービス概要
サービス名リメディ
運営会社リメディ株式会社
公開求人数非公開
対応地域全国/海外
公式サイトhttps://remedy-tokyo.co.jp/
※2025年2月時点

マイナビエージェント|総合型大手転職エージェント

  • 大手マイナビが運営する総合型転職エージェント
  • 丁寧なサポートが特徴

公式サイト:https://mynavi-agent.jp/

マイナビエージェントは、大手マイナビが運営する総合型の転職エージェントです。2025年2月現在で、7万件以上の公開求人があり、非公開求人も1万件以上あります。

正直に申し上げると、CTOのようはハイクラス向けの求人はほとんど見当たりませんが、大手の転職エージェントは求人数が多いので、取りこぼしのないように登録しておいても良いでしょう。

エンジニア関連の求人は多いため、PM等から将来的にCTOへ転職を考えている方も使いやすいです。

サービス概要
サービス名マイナビエージェント
運営会社株式会社マイナビ
公開求人数74,226件
対応地域全国
公式サイトhttps://mynavi-agent.jp/
※2025年2月時点

doda|総合型大手転職エージェント

  • 全体の求人数が多い
  • 自ら応募することも可能

公式サイト:https://doda.jp/

dodaはパーソナルキャリアが運営する大手で求人数が多い転職エージェントです。全体の求人数が25万件以上あり、多くの求職者が利用しています。

dodaもマイナビエージェントと同様にハイクラス向け求人は限られていますが、エンジニア関連の求人はある程度確保できます。

アドバイザーから求人を紹介してもらえるだけでなく、気になる求人に応募することもできるため、積極的に転職活動を進めていきたい方が使いやすい転職エージェントです。

サービス概要
サービス名doda
運営会社パーソルキャリア株式会社
公開求人数250,588件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://doda.jp/
※2025年2月時点

CTOの転職で転職エージェントを選ぶポイント

CTOの転職で転職エージェントを利用する場合は、次の項目を判断しながら転職エージェントを絞っていきましょう。

CTOが転職エージェントを選ぶポイント
  • 幹部クラスやエンジニアの求人数や転職実績
  • 転職する理由を満たせるエージェントを選ぶ
  • フォロー内容やサポート内容
  • アドバイザーに相談しやすいかどうか
  • 最終的にエージェントは3社に絞る

幹部クラスやエンジニアの求人数

転職エージェントを利用する際は、ご自身が希望する職種や地域、条件を満たす求人が多い転職サイトを中心に利用する方法がスタンダードです。

各転職エージェントでは、公開求人が用意されており、条件を絞って求人検索ができるため、一度希望条件を絞って検索してみると良いでしょう。

また、CTOクラスの求人であれば、非公開求人にされていることも多いため、非公開求人の比率を調べたり、実際に登録して非公開求人を調べてみたりすることもおすすめです。

転職する理由を満たせるエージェントを選ぶ

多くの転職エージェントはホームページに実績を載せています。

特定の分野に強い転職エージェントであれば、その分野での相談件数や支援件数、創業年数などの実績があります。

多くの幹部やエンジニアの転職をサポートしてきた転職エージェントであれば、転職時の支援も安心して任せられるでしょう。

フォロー内容やサポート内容

転職エージェントのサポートには、書類添削、面接対策、日程調整の代行などがあります。転職活動をしていく上で、必要とするサポートが用意されているサービスかどうかも判断してみましょう。

特にCTOの転職では、エージェント側の推薦や交渉の能力も併せて判断してください。CTOを募集する求人では、年収の幅を広く設けている求人が多いため、応募者の自己アピールや交渉で年収が大幅に変わる可能性があります。

ハイクラス向けで交渉や提案力に長けているアドバイザーであれば、あなたの力を最大限に引き出してくれ、より良い条件で転職できやすくなる可能性が高まります。

アドバイザーに相談しやすいかどうか

転職エージェントを選ぶ際には、口コミや評判の確認も大事です。ただし、自分に合ったエージェントかどうかを見極めるためには、実際に担当者と話してみて、本当に任せられる人物がどうかを判断することが最重要と言えるでしょう。

例えば、ハイクラスやエグゼクティブ向けの転職エージェントであれば、交渉力は優れていてもエンジニアとしての技術面で知識に乏しい場合があります。

エンジニア向けの転職エージェントは、技術的な話はしやすくても、幹部クラスの転職となると、話がうまく噛み合わないようなケースも出てきてしまいます。

両方どちらとも十分に話し合えるアドバイザーはそう簡単には見つからないため、ある程度の折り合いを付けつつ、どの程度のアドバイザーであれば安心して任せられるかどうかを判断してください。

最終的にエージェントは3社に絞る

このように転職エージェントを絞っていくと、ある程度数は絞れてくるはずですが、最終的には3社程度に絞り、登録することをおすすめします。

その上で1番相性が良い担当者や良い求人がある転職エージェントをメインとして使い、残りの転職エージェントは補助や比較用として使います。

特にCTOの求人はそう多くは市場に出回っていないため、複数の転職エージェントを使ってアクセスできるCTO求人の総数を増やすことも必要です。

CTOの転職で転職エージェントを活用すべき4つの理由

CTOとして転職を考えている方には転職エージェントを活用することをおすすめします。

CTOの年収は1,000万円を超えることが多く、これまでのキャリアや今後の転職先によって年収が数百万円違ってくることもあります。

転職エージェントを使い、最適な転職先を紹介してもらい、アドバイスを受けながら転職活動を進めることで、より良い条件でCTOとして働きやすくなります。

ここでは、CTO転職で転職エージェントを活用すべき理由を4つ紹介します。

CTO転職で転職エージェントを活用する理由とメリット
  • 自分の市場価値がわかる
  • 応募書類の添削や面接対策ができる
  • エージェントから推薦がもらえる
  • エージェントが交渉してくれる

自分の市場価値がわかる

転職エージェントを活用することで、ご自身の市場価値や適正年収をおおよそ判断できるようになります。

転職エージェントに登録した後は、面談がおこなわれ、スキルや経歴に応じた目安となる求人を紹介してもらえるようます。この求人を参考に、現在のご自身の市場価値を判断しやすくなるでしょう。

紹介される求人は、アドバイザーや転職エージェントで保有している求人の質に応じる部分もあります。より高い条件を求めるのであれば、ハイクラスやエグゼクティブ向けの転職エージェントから使うことをおすすめします。

また、転職エージェントとは少し違いますが、スカウトサービスがある転職サービスに登録すれば、企業やヘッドハンターからスカウトが届きますので、届いたスカウトをもとに適正年収を判断していく方法もあります。

応募書類の添削や面接対策ができる

履歴書や職務経歴書は、企業側が面接に進めるかどうかを決める重要な資料です。希望の会社に転職するためには、応募書類の内容を充実させ、適切にアピールする必要があります。同様に、面接での受け答えもCTOとして採用されるかどうかが決まる重要なポイントでしょう。

転職エージェントを利用すると、キャリアアドバイザーに応募書類の記入内容相談や添削を依頼できます。また、面接前の対策を転職エージェントの担当者にお願いすることも可能です。

プロの目線からアドバイスしてもらうことによって、希望した企業に少しでも採用されやすくなるように徹底して対策することができます。

エージェントから推薦がもらえる

転職エージェントを利用するメリットの1つには、推薦状がもらえることも挙げられます。

推薦状とは、応募書類に添付する書面で、転職希望者の強みや人柄、転職理由を企業にアピールする内容が記載されています。

また、「なぜこの人物を紹介するのか」という経緯も伝えられ、キャリアアドバイザーから第三者の視点で推薦してもらえることは、応募する企業に対してもプラスに働きやすくなります。

エージェントが交渉してくれる

転職エージェントによっては、アドバイザーが企業側と条件交渉をしてくれるケースがあります。CTOの年収は1,000万円以上と高額になるケースが多く働き方も幅が広いため、転職時の交渉次第で今後の収入や仕事内容が大きくかわることがあり得ます。

年収や条件の交渉だけでなく、職場内での立ち位置や将来的な話をまとめてくれることもあります。

例えば、CTO候補の求人では、具体的にいつまでCTO候補として働き、どの段階からCTO昇格に向けた動きが取れるのかなどを聞き出してくれることもあります。

このようにエージェント側が企業にアプローチしてくれることにより、転職後のミスマッチを極力減らしてくれることにもなるでしょう。

サービス名特徴
レバテックキャリアエンジニア特化の転職エージェント。
アドバイザーの専門性が高い。
Geekly一都三県・関西のIT・Web業界の転職に特化。
非公開求人を多数保有。
ビズリーチスカウト型ハイクラス転職サービス。
スカウトを通じて自身の市場価値わかる。
CTOにおすすめの転職エージェント

CTOが転職エージェントを利用する流れ

こちらでは、CTOが転職エージェントに登録した後の利用の流れを5ステップで解説します。全体的な流れを知った上で転職エージェントを活用していきましょう。

CTOが転職エージェントを利用する流れ
  • 転職エージェントに登録する
  • 担当アドバイザーと面談をおこなう
  • 求人紹介をしてもらう
  • 書類選考・面接を受ける
  • 内定・入社

転職エージェントに登録する

まず、転職エージェントに登録します。その際、現職の業務内容や実績、希望条件を詳しく記入しましょう。CTOなどのハイクラス向けの転職では、これまでの経歴やスキルなどの詳細情報があるほど高いマッチング精度につながります。

登録時に必要な情報の例
  • 勤務状況
  • 希望業界・職種
  • 保有資格やスキル
  • 学歴・職歴の詳細
  • 転職時期や年収の希望条件

CTOの転職では、具体的な保有スキルや関わってきたプロジェクト内容や規模、現職での仕事内容や経歴などが大きく転職先を左右します。

登録時の情報を保存し、他の転職エージェントへの登録を効率化しておくことをおすすめします。

担当アドバイザーと面談をおこなう

転職エージェントへの登録が完了すると、担当アドバイザーとの面談が設定される流れです。

面談ではアドバイザーから質問を受けます。CTOの転職を成功させるためにも、正確で詳細な情報を伝えられるように準備しておきましょう。

面談までに、以下のような質問の回答を考えておくのがおすすめです。

面談時に聞かれる質問の例
  • 転職スケジュール
  • 転職先に求める条件
  • 志望業界や職種・年収
  • 過去の職歴やキャリア・実績
  • 転職を決意した理由と今後のキャリアプラン

転職の希望条件を伝える際は、「年収1,000万円以上」「従業員50名以上で経営に多く携われる募集」など、譲れない条件は明確に伝えておきましょう。

担当者は、優先度の高い条件からピックアップしてくれるようになるため、効率的に求人紹介をしてくれやすくなります。

場合によっては条件を満たす求人が出てきにくいケースもあるため、相談を繰り返しながら条件面をアドバイザーと一緒に練っていくと良いでしょう。

求人紹介をしてもらう

面談の内容をもとにして、担当アドバイザーから求人を紹介してもらえるようになります。

紹介を受ける際には、一般には公開されていない年収や評価制度などの詳細な条件についても確認することが可能です。

CTO求人を紹介された場合、以下のポイントについて確認するようにしましょう。

求人紹介をしてもらう際に確認すべきポイント
  • 選考の進み方
  • 企業の成長性や将来性
  • 職務内容と求められる役割
  • 今後のキャリアパスや昇進の可能性(CTO候補の場合)
  • 想定される年収(基本給・賞与・手当など)

これらを確認しておくと、入社後のミスマッチを防げる可能性が上がります。紹介された求人はすぐに検討し、応募意思の有無を伝えるようにしましょう。

CTO求人は数も少なく競争率が高いため、好条件のものは早めに締め切られます。最初の求人が最適でない場合、その理由を担当アドバイザーに伝え、よりマッチする企業を紹介してもらいましょう。

書類選考・面接を受ける

求人応募の際は職務経歴書を作成します。記入内容が分からない場合はアドバイザーが添削しますので、積極的に相談や添削をお願いしましょう。

書類選考が通ったら、面接の日程はエージェントが調整してくれます。CTO転職では経営者や役員、幹部クラスとの面談がありますが、質問例や回答のポイントもアドバイスされますので、しっかり準備をしていきましょう。

残念ながら採用に至らなかったケースでも、面接後のフィードバックも共有されますので、次の選考に役立てられます。

内定・入社

内定が決まったら、条件交渉や入社日の調整が始まります。年収や役職、福利厚生はアドバイザーが交渉します。不安があれば担当エージェントに相談しましょう。

入社することが決定すれば、現職の退職と入社準備に進みます。退職に関する不安や疑問がある場合も担当者に相談できますので、遠慮なく頼りましょう。

CTOの転職エージェント利用でより良い成果を上げる6つのポイント

転職エージェントを利用する際は、利用者本人が少し工夫を加えて利用することをおすすめします。

特にCTOの転職では、しっかり準備したケースとしていないケースとでは、結果も大きく変わってきやすいため、後悔しない転職のためにもできる部分は最大限取り組みましょう。

こちらの項目では、転職エージェントを利用する上で、最低限押さえておきたいポイントを6つ紹介します。

CTOが転職エージェントを有効活用する6ポイント
  • 担当者との連絡、やり取りは積極的にする
  • 経歴やスキルの嘘をつかない・盛らない
  • 保有スキルや実績を具体的に伝えられるようにしておく
  • 比較できるように1社に絞らず複数登録する
  • 自分の中で譲れないポイントを決める
  • 自分でも企業情報を調べる

担当者との連絡、やり取りは積極的にする

キャリアアドバイザーは、自社経由で利用者に転職してもらうことを大きな目標として持っています。転職希望者の熱意が大きければ、アドバイザーも積極的に対応してくれる可能性が高ます。

転職エージェントを利用する際は、本気で転職したいという意欲を伝え続けることが重要です。報告・連絡・相談をこまめに行い、細かい要望や連絡を欠かさないようにしましょう。

分からないことや要望などがあれば遠慮なく相談し、お互いに良いコミュニケーションが取れる関係性を目指しましょう。

経歴やスキルの嘘をつかない・盛らない

キャリアアドバイザーは、面談時に報告されたスキルや経歴や要望をもとに、企業を紹介します。

特にCTOの転職では高いスキルや経験が求められますが、決して嘘をつくことはしないでください。

面接時には、スキルや経験について具体的に聞かれる場合があり、詐称がわかった場合、企業や転職エージェント、キャリアアドバイザーからの信頼を失うことがあります。面談時に虚偽の申告をすると、希望する企業を紹介されない可能性があります。

また、詐称したスキルや経歴で企業に入った場合、転職後に自分自身に問題が生じる可能性があります。CTOという社内でも重要ポジションでの採用になるため、経歴・学歴詐称が大問題になることもあります。

面接等で実績や経歴・スキルなどをどのようにしてアピールすべきか分からない場合は、アドバイザーに事前に相談しましょう。

保有スキルや実績を具体的に伝えられるようにしておく

繰り返しますが、CTOでの採用は高いスキルや実績が求められます。担当者との面談では、ご自身の保有スキルや経験を細かく伝えられるように準備しておきましょう。

アドバイザーとの初回面談時に経歴についてはヒアリングしてくれますが、咄嗟に答えようとすると昔に取得した資格や経験などは出てこない場合があります。

転職エージェントに登録した後は、面談の日程調整がおこなわれますので、その前に一度ご自身の経歴やスキルの棚卸しをしておくようにしましょう。

比較できるように1社に絞らず複数登録する

転職エージェントには、多くの求人がある「総合型」や業界・職種などの「特化型」があります。1社だけに登録すると情報が限られてしまいますが、複数のエージェントに登録することで選択肢が広がり、希望に合った企業を見つけやすくなります。

CTO転職の場合、CTO求人自体がが少ないため、次の3種類の転職エージェントにそれぞれ登録しておくことをおすすめします。

  • ITや技術系に特化した転職エージェント
  • ハイクラスやエグゼクティブに強い転職エージェントやスカウト・マッチングサイト
  • 求人が多い大手総合型転職エージェント

その中から一番自分に合った担当者や求人がある転職エージェントに絞っていくと良いでしょう。

自分の中で譲れないポイントを決める

CTO関連の求人は、どうしても数が少ないため、何かしらの部分が希望条件に一致しないケースも多いです。

全てを拒否していると、なかなか転職先も決まらずに時間が過ぎてしまいますので、どの部分まで容認するかのボーダーラインを決めておくと良いでしょう。

その一方で、自分の中で「譲れないポイント」も設定し、それ以外の点で折り合いをつけることである程度柔軟に求人を判断できるようにしましょう。

自分でも企業情報を調べる

キャリアアドバイザーの情報だけでなく、自分でも企業を調べることが重要です。アドバイザーが教える情報には偏りがあるケースもあるため、ご自身の目で見聞きした情報も含めて判断する必要があります。

会社の経営方針や将来性などは、ご自身の方が判断しやすいケースもありますので、アドバイザーに任せっきりにするのではなく、自分自身でも調べてみることが大事です。

サービス名特徴
レバテックキャリアエンジニア特化の転職エージェント。
アドバイザーの専門性が高い。
Geekly一都三県・関西のIT・Web業界の転職に特化。
非公開求人を多数保有。
ビズリーチスカウト型ハイクラス転職サービス。
スカウトを通じて自身の市場価値わかる。
CTOにおすすめの転職エージェント

CTOの転職事情

こちらの項目では、CTOの転職事情について、知っておくべきCTOの基礎的な内容をご紹介します。

CTOの転職事情
  • CTOの主な役割と仕事内容
  • 転職以外にCTOになる方法
  • CTOの年収目安

CTOの主な役割と仕事内容

CTOとは、最高技術責任者のことで、技術面から経営やIT戦略の企画や意思決定をおこなう役職です。

すでに経営状態が安定している企業であれば、CTOは経営に関与することが中心になります。

一方、スタートアップや従業員が少ない中小企業であれば、CTOが自らプロジェクトの管理・マネジメントをしたり、エンジニア採用や育成をおこなったりして、技術チームの中心になることもあります。

さらに小規模なスタートアップ企業であれば、CTO自らが手を動かしてコーディングをすることもあります。

CTOとして転職する場合も、会社規模がどのくらいで、転職後はどのような業務が中心になるのかを理解した上で転職先を決めると良いでしょう。

転職以外にCTOになる方法

これからCTOになるための方法は、主に2パターンあります。

1つはここまでお伝えしたCTOやCTO補佐などに転職する方法ですが、もう1つは現職でCTOを目指す方法です。

特にスタートアップや規模が小さい企業であれば、今後の会社の成長に伴いCTOの役職を新たに設置する可能性もあります。

現職の経営者と話し合い、今後の展望まで見据えた上で転職すべきかどうかを判断しても遅くはありません。

CTOの年収目安

CTOの年収は、会社規模や役割によって大きく幅があるため、一概にいくらと断定することは難しいです。実際、CTO関連の求人でも「年収1,000〜3,000万円」と幅広く募集している求人が見られました。

ただ、目安として年収1,000万円以上は目指せる企業に絞ることをおすすめします。

プロジェクトマネージャーで年収900万円程度は目指せるため、経営にも関与するCTOの年収はそれ以上の1,000万円は下限にしたいところです。

スタートアップ企業やCTO補佐などの求人では、年収1,000万円を下回る募集になることもあります。

その場合は、「将来的に納得でいる収入を得られるか?」「年収に見合った仕事内容になっているか?」などを確認のうえ判断してください。

まとめ

CTOは市場に出回っている求人も少ないため、転職エージェントを含めさまざまな方法で募集を探す必要があります。

転職エージェントを利用すれば、あなた自身の市場価値を客観的に知ることができ、募集をしている企業や経営者に対しても適切なアプローチを代わりにしたり、給与などの条件交渉をするサポートをしてくれます。

転職エージェントを利用する際には、自身の希望に合わせて3社程度の併用をおすすめします。

  • ITや技術系に特化した転職エージェント
  • ハイクラスやエグゼクティブに強い転職エージェントやスカウト・マッチングサイト
  • 求人が多い大手総合型転職エージェント

特にハイクラス向けの転職エージェントであれば、今後のキャリアについても質の高い相談をすることができるため、ぜひ積極的に活用しながら良い応募先を見つけていってください。

サービス名特徴
レバテックキャリアエンジニア特化の転職エージェント。
アドバイザーの専門性が高い。
Geekly一都三県・関西のIT・Web業界の転職に特化。
非公開求人を多数保有。
ビズリーチスカウト型ハイクラス転職サービス。
スカウトを通じて自身の市場価値わかる。
CTOにおすすめの転職エージェント
  • URLcopy

上場支援、CGコードの体制構築などに長けた、専門性の高い「弁護士」を社外取締役候補としてご紹介。事業成長とガバナンス確保両立に、弁護士を起用したい企業様を支援している。

maillogo

無料のメールマガジン登録を受付中です。ご登録頂くと、「法務・経営企画・採用戦略などのお役立ち情報」を定期的にお届けします。