コンサルからの転職で人気の業界&職種を解説|ポストコンサルに強いおすすめ転職エージェントも比較

MAGAZINE編集部のアバター
社外役員選任チーム

MAGAZINE編集部

  • twitter
  • facebook
  • line
  • linkedin
  • URLcopy
本記事は、転職エージェント公式サービス(リクルート・マイナビ・ビズリーチ等)の広告リンクを含みます。

ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

近年、人材市場ではコンサルタント出身者の価値が高まっています。それにともない、コンサルタントから別の業界や職種に転職するケースも増えており、コンサルタントのキャリアは多様化しています。本記事ではコンサルタントからの転職で人気の業界やマッチしやすい職種、転職活動のポイントなどを解説します。ポストコンサルの転職でおすすめの転職エージェント・転職サイトも紹介します。

目次
EXE
EXE

上場企業等での社外役員経験や非常勤監査役経験を持つ専門家をご紹介。社外役員兼務社数4社以下、経験年数10年以上、女性社外役員など、700名以上のプロフェッショナルとマッチングが可能です。

コンサルからの転職で人気の企業

コンサルタントからの転職でとくに人気の高い業界を紹介します。興味や適性に応じてマッチする業界を選びましょう。

投資銀行

投資銀行は企業のM&Aや株式公開などの金融取引を仲介する専門機関です。コンサルで培った分析力やプレゼンテーション力、交渉力などが活かせます。投資銀行への転職では金融市場や財務に関する知識や経験が必要なので、金融業界や企業財務のコンサルティングに関わった経験があると有利です。

投資ファンド

投資ファンドは投資家から集めたお金をさまざまな資産に投資、運用して収益を得る機関です。投資ファンドもコンサルからの転職で人気の業界ですが、中でも人気が高いのがPEファンドとベンチャーキャピタルです。投資ファンドではコンサルで培った戦略立案や企業評価、デューデリジェンスなどのスキルや経験が活かせます。自ら投資判断を行うことで、ビジネスに対する影響力や達成感を得ることも可能です。

日系企業(大手、優良中堅)

大手と優良中堅を中心に日系企業に転職するケースもあります。コミュニケーションスキルや課題解決力などのスキルを活かせます。日系企業への転職では、コンサル時代にクライアント企業の業界やビジネスに興味をもち、企業の内部からビジネスに貢献したいとの想いから転職を検討するというパターンが考えられます

転職ではその業界や企業に関する知識が必要とされるため、自己学習などを通じて知識を習得することが求められます。

外資系企業

外資系企業も人気の業界のひとつです。外資系企業では国際的なビジネス環境や文化に触れることができ、高いパフォーマンスや能力に応じて評価されます。その分努力が必要な厳しい環境ですが、コンサル出身者の方は成果意識が高いため資質的にマッチする可能性があるでしょう。

外資系企業ではコンサル業界で磨いた英語力やグローバルマインド、プロジェクトマネジメントなどのスキルを活かせることが可能です。

スタートアップ企業

スタートアップ企業は、新しい技術やビジネスモデルで市場に挑戦する革新的な企業です。コンサルの場合は外部からビジネスを支援するという立場だったのが、スタートアップでは自らのアイデアや意思を反映させることやビジネスの成長過程に関わることができ、大きなやりがいを感じられるでしょう。

コンサルで培った柔軟性やイノベーション力、リーダーシップなどのスキルを活かせることも魅力です。コンサルとして常に新しい課題や環境に対応してきた方はそのポテンシャルを活かせます。

違うコンサルティングファーム

コンサルティングスキルを直接活かせるという点では、コンサルティングファームも人気の転職先です。同じ業界でも扱う領域やクライアント規模などが異なるので、自分の得意分野を活かして専門性を高めることもできます。同じ領域での転職でファームの規模を変え、職位や年収を上げていくという方法もあります。

コンサル領域別の転職先のおすすめ職種

コンサルタントの領域別に、マッチしやすい職種を紹介します。

戦略コンサルは経営企画・経営幹部へ

戦略コンサルからの転職では、経営企画ポジション、スタートアップやベンチャー企業の経営幹部への転職がおすすめです。経営企画ポジションではコンサルで培った課題発見力や問題解決力などを、スタートアップやベンチャー企業ではプロジェクトマネジメントスキルやリーダーシップ、ビジネス知識などを活かせます。

また、日系企業を中心に近年とくにニーズが高まっているのがCS(カスタマーサクセス)です。能動的に関わり続けることで顧客を成功に導き、自社サービスの継続利用につなげる職種です。

同じく課題発見力や問題解決力、提案力を活かせるポジションなので、戦略コンサルや経営コンサルなどからの転職が目立ってきています。

専門分野がある場合は該当部門へ(IT企画・人事・財務など)

自分の専門分野や得意分野がある場合は、その分野に関連する部門への転職がおすすめです。コンサルで得た専門知識やスキルを最大限に活用できます。たとえばITコンサルタントはIT企画やシステム開発など、組織・人事コンサルタントは人事戦略や人材育成に関わる部門に適しています。

そのほか、財務領域に強い方は経理や財務のほかにCFOポジションへの転職も考えられます。CFOはスタートアップ・ベンチャー企業でとくにニーズが高まっているためチャンスが広がっています。

コンサルからの転職で評価されるスキルや能力

コンサルタントからの転職でとくに評価の対象となるスキルや能力について解説します。

課題解決能力

コンサルタントはクライアントの課題を分析し、最適な解決策を提案し、実行することが求められます。このような課題解決能力は、転職においても高く評価されます。ビジネスにおいては常に新たな課題が発生し、それに対応する能力が必要だからです。

また論理的思考やデータ分析、プレゼンテーションなどのスキルも評価の対象となります。これらのスキルを用いて課題を明確に定義し、根拠のある解決策を提案し、効果的に伝えることができるからです。

プロジェクトマネジメントスキル

コンサルタントは複数のプロジェクトを同時に進めることが多くあります。そのため、プロジェクトの目的やスケジュール、コストや品質などを管理するプロジェクトマネジメントスキルを備えています。このスキルは転職先でも効率的かつ効果的にプロジェクトを遂行できるとして評価の対象となります。

リーダーシップ

コンサル業界はチームでプロジェクトを遂行することが多いため、自分だけでなくチームやクライアントをリードすることが求められます。プロジェクトのビジョンや方針を示し、メンバーのモチベーションやパフォーマンスを高めるリーダーシップが必要です。

リーダーシップがあることで転職先でもチームや組織を牽引できる人材として評価されます。

目標達成に向けて全力を尽くすマインド

コンサルタントはクライアントのニーズに応えるために高い目標を設定し、それを達成するよう力を尽くします。このようなマインドをもつことで挑戦や失敗をおそれず、常に改善や学習を続けることができ、高いパフォーマンスの発揮につながります。

ビジネスにおいて常に成果や責任が求められる中、転職においても評価されるでしょう。

コンサルからの転職で失敗しないためのコツ

コンサルタントは市場において高く評価されますが、転職先選びを誤って失敗するケースも少なくありません。コンサルタントからの転職で失敗しないためのポイントを解説します。

転職先に求めていることを明確にしておく

転職で何を実現したいのか、どんなキャリアを目指しているのかをはっきりさせておくことが大切です。そのうえで、応募先で自分が求める仕事やキャリアが実現可能なのかを調べておきましょう。

たとえば、現職のコンサル業が忙しくワークライフバランスを改善したいと思って事業会社に転職したものの、刺激が足りずに再びコンサルティングファームへ戻るような人もいます。この場合はワークライフバランスが最優先なのか、スキルの幅を広げてさらなるキャリアアップを目指すのかといった方向性を明確にしておくことが大切です。

年収が下がる可能性があるから最低ラインを決めておく

コンサルタントは年収水準が高い職種なので、選んだ転職先やポジションによっては年収が下がる可能性があります。転職活動中は自分への高い評価や仕事内容への興味などから高揚してしまい、年収については深く考えないケースも散見されます。

転職して仕事に慣れた頃に年収ダウンが気になるというのはよくあることなので、転職前の段階でよく考えておきましょう。

とくに、自分が納得できる最低ラインを決めておくことが重要です。転職したあとにスタートアップが上場する、昇進して役職に就くなどして年収が大きく上がることは考えられます。そのため転職直後の年収については最低ライン以上なら許容し、中長期的な視点で考えておくことが大切です。

企業文化・社風との相性は重要だからしっかりチェックする

コンサルからの転職では、企業文化や社風との相性も大きなポイントです。コンサルタントはプロジェクトごとに異なるクライアントやチームと仕事をしますが、転職先によってはひとつの組織に長く所属することも多くあります。

企業風土や人間関係が合わないと大きなストレスになることがあり、離職理由にもなり得ます。面接や情報交換会などで、企業文化や社風についてよく聞いておきましょう。

幅広いルートから情報を収集する

転職活動では、情報収集が成功の鍵を握ります。インターネットや書籍などの一般公開されている情報だけでなく、自身のネットワークも活用して幅広いルートから情報を得ましょう。転職エージェントやヘッドハンターなどの専門家に相談することも有効です。

独自の情報網から希望の業界や企業の情報を取得していることが多いので、自分では収集できない情報にもアクセスできます。

コンサルからの転職活動を始めるタイミングと活動のポイント

ここからは転職活動を開始する時期や活動のポイント、注意点を解説します。

有利に転職活動を進めるならコンサル経験3年以上が目安

ンサルタントとしての経験が3年以上あれば、多くの企業から高い評価を得られる可能性があります。コンサル経験が短い場合でも転職理由や保有スキルなどによっては転職も十分に可能ですが、コンサルとして培ったスキルや強みをアピールするのは難しくなります。

そのため転職活動をより有利に進めるなら、3年以上の経験を積んでから転職するのが望ましいでしょう。

現職が忙しい場合が多いから早めに準備を進めておく

コンサルタントはプロジェクトに忙殺されることが多く、転職活動にまとまった時間を割くのが難しい場合があります。そのため転職活動は早めに準備を進めておくことが大切です。

応募や選考などの本格的な転職活動に入ると時間の確保や調整に苦労することが増えます。キャリアの棚卸しや自己分析、転職エージェントの登録など事前にできることから進めておきましょう。

重要ポジションは枠が限定されるため即座に応募する

コンサルタントとして得た高いスキルや知識は管理職や経営幹部、戦略的な役割などの重要ポジションでも活かすことができます。しかしこうしたポジションは枠が限定されるため、応募を迷っているとすぐに採用枠が埋まってしまいます。

応募したあとに自分との相性や適性などを見極めることは可能なので、気になるポジションがあれば即座に応募しましょう。

希望する業界の動向は常にチェックしておく

転職のタイミングとしては、自分の市場価値が高まったときだけでなく、求人企業側のニーズが高まったときに成功しやすくなります。たとえば業界が好調なとき、特定のポジションで採用トレンドが発生しているときなどです。

こうしたタイミングを逃さず転職活動を進めることで、希望に合った求人を見つけやすく、採用される確率も高くなります。そのため、自身が希望する業界の動向は常にチェックしておき、業界の最新情報やトレンドをキャッチアップしておくことが大切です。

コンサルからの転職におすすめの転職エージェント9選

最後に、コンサルタントからの転職で活用した転職エージェント・転職サイトを9社紹介します。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトはハイクラス人材に特化した転職スカウトサービスです。レジュメ作成機能が優れており、経験や能力、希望条件を選ぶだけでレジュメが完成します。転職活動を効率的に進められるので忙しいコンサルタントにおすすめです。

公式サイト:https://directscout.recruit.co.jp/

ビズリーチ

ビズリーチ
公式サイト:https://www.bizreach.jp/

ビズリーチは即戦力人材を対象にしたスカウト型転職サイトです。登録すると優良企業や一流のヘッドハンターからスカウトが届くので、自身の市場価値やキャリアの選択肢が見えてきます。

「ビズリーチ」では、公開・非公開合わせて20万件程度の求人を扱っています。その中には年収1,000万円以上の求人も少なくありません。また、ビズリーチの求人は独自のものも多く、他では見つけられないレアな求人と出会えるチャンスです。特に管理職・経営幹部などの役職求人が豊富にあります。ハイクラス転職を目指す方はぜひ利用しましょう。

さらに、「コンサルタント」の求人数だけでも2万件を超えています。「戦略コンサルタント」「業務プロセスコンサルタント」といった職種はもちろん、「IT」「流通・小売り」「金融」などの業種の絞り込みが可能です。

公式サイト:https://www.bizreach.jp/

type転職ハイクラス

type転職エージェント
公式サイト:https://type.career-agent.jp/

type転職ハイクラスはハイクラス転職に特化した転職エージェントです。大手企業のリーダー候補からスタートアップの経営幹部までハイクラスポジションの転職支援をおこなっています。とくにIT系やDX人材に強いので、ITコンサルタントからの転職におすすめします。

面接満足度が83%と高く、とくに紹介求人数と質の高い情報提供、キャリアに関するアドバイスで高評価を得ているサービスです。

公式サイト:https://type.career-agent.jp/

dodaX

公式サイト:https://doda-x.jp/

dodaXはハイクラス人材向けの転職サービスです。スカウトを受け取れるヘッドハンティングサービスと、自分で求人に応募できる求人紹介サービスの2つを使うことで、より確度の高い転職活動を展開できます。

doda Xは、エグゼクティブやハイクラスの求人を中心に保有する転職エージェントです。会員登録後に職務経歴書を登録すると、ヘッドハンターからスカウトが届くシステムが採用されています。

条件を満たす求人の提案や企業情報の共有、面接の日程調整などのサポートが受けられ、忙しいビジネスマンにとって心強い転職のパートナーとなるはずです。また、サイト上で気になった求人があれば、doda Xの担当者から応募以降のサポートを受けられます。

公式サイト:https://doda-x.jp/

JACリクルートメント

JACリクルートメントはハイクラス人材・ミドル人材の転職に強い転職エージェントです。求人件数が豊富にあり、大手日系企業や外資系企業、ベンチャー企業と多彩な求人を扱っています。JACのコンサルタントは質が高いと評判なので的確なアドバイスを求めている方は相談してみましょう。

公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

コトラ

コトラは金融業界とコンサル業界に強みをもつ転職エージェントです。投資ファンドや投資銀行への転職や、コンサルティングファームへの転職を検討中のコンサルにおすすめです。転職支援をサポートするコンサルタントの専門性が高いため的確なアドバイスを受けられます。

公式サイト:https://www.kotora.jp/

ムービンストラテジックキャリア

ムービンストラテジックキャリアは、経営戦略コンサルティングファームのBCG出身者が設立したコンサル業界特化型の転職エージェントです。国内のコンサルティングファームの多くを網羅しているため、コンサルティングファームへの転職を検討中に適しています。

公式サイト:https://www.movin.co.jp/

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサルタントの転職支援で20年以上の実績がある転職エージェントです。コンサルティングファームへの転職のほか、コンサルからのEXIT求人も多数保有しているため、幅広い選択肢の中から最適なキャリアを見つけられます。

公式サイト:https://www.axc.ne.jp/

コンコード

コンコードエグゼクティブグループはコンサル転職とポストコンサル転職に特化した転職エージェントです。ポストコンサルにおいては経営幹部ポジションへの転職で実績があるため、スタートアップやベンチャー企業、投資ファンドなどの経営幹部を目指す方におすすめです。

公式サイト:https://www.concord-career.com/

まとめ

コンサルタントからの転職先は投資銀行や投資ファンド、日系企業や外資系企業、スタートアップと幅広くあります。自分の興味や適性に合った転職先を選びましょう。転職の際には転職エージェントやスカウト型サイトも活用して、転職活動の効率化を図ることがおすすめです。

  • URLcopy

上場支援、CGコードの体制構築などに長けた、専門性の高い「弁護士」を社外取締役候補としてご紹介。事業成長とガバナンス確保両立に、弁護士を起用したい企業様を支援している。

maillogo

無料のメールマガジン登録を受付中です。ご登録頂くと、「法務・経営企画・採用戦略などのお役立ち情報」を定期的にお届けします。