40代エンジニアにおすすめのIT転職エージェント14選！

40代は、ITエンジニアとして豊富な経験を積み、市場価値が最も高まる時期です。一方で、「このままでいいのか」という漠然とした不安を感じてはいないでしょうか。

マネジメントか、スペシャリストか。今の評価は、果たして正当か。キャリアの岐路に立っているのは、あなただけではありません。

結論から言うと、40代のエンジニア転職は「どのエージェントをパートナーに選ぶか」で転職活動の成否が決まります。

この記事では、数ある転職エージェントの中から、40代のエンジニア転職に本当に強い14社だけを厳選。各社の強みを比較し、自身のキャリアプランに最適なパートナーの見つけ方まで詳しく解説します。

【徹底比較】40代のエンジニアにおすすめのIT転職エージェント14選

40代のエンジニアにとって、IT転職エージェント選びはキャリアを左右する重要な決断です。

ここでは、ハイクラスなキャリアを目指すエンジニアに向け、数あるサービスの中から特におすすめのIT転職エージェントを14社厳選しました。

転職エージェント	タイプ	特徴
レバテックキャリア	IT特化型	3人に2人が年収70万円アップを実現する高い交渉力と専門性が強み
ビズリーチIT	ハイクラス総合型	40代の転職後平均年収は990万円。 経営層や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届く
Geekly（ギークリー）	IT特化型	IT・Web・ゲーム業界に特化。 平均年収UP額80万円という実績が強み
doda X	ハイクラス総合型	年収1,000万円以上の求人が3.4万件以上。 オリコン満足度No.1の質の高いスカウトが届く
JACリクルートメント	ハイクラス総合型	管理職・専門職に特化。 年収1,800万円〜2,700万円級の経営層に近い求人も保有
ミドルの転職	総合型	登録者の平均年齢45歳。 約600社のエージェントが集うミドル層特化のポータルサイト
KOTORA（コトラ）	ハイクラス総合型	金融・コンサル・ITのプロが支援。 40代向けIT求人は4,249件、うち年収1,000万円以上が1,433件
ムービン	コンサル特化型	コンサル未経験の転職支援実績No.1。 転職後の年収アップ率は90%以上
パソナキャリア	ハイクラス総合型	担当者の対応満足度が7年連続No.1。 転職後の年収アップ率61.7%という手厚いサポートが魅力
randstad（ランスタッド）	ハイクラス総合型	外資・グローバル企業に強み。 年収1,500万円以上を目指せるIT求人を340件以上保有
TechClipsエージェント	IT特化型	現役エンジニアがコンサルタントとして支援。 紹介先は自社サービスを持つ事業会社に特化
リクルートエージェントIT	総合型（IT部門あり）	転職支援実績No.1。 ITエンジニアの非公開求人を5.7万件以上保有する圧倒的な求人数
LHH転職エージェント	ハイクラス総合型	平均年収101万円UPの実績。 企業と求職者を一人の担当者が繋ぎ、ミスマッチを防ぐ
My Vision	コンサル特化型	支援実績の7割がコンサル未経験者。 BCG出身者などによる独自の選考対策が強み

選定にあたっては、「高年収求人の数」「ハイクラス求人の質」「IT業界への専門性」という3つの観点を重視。

それぞれの転職エージェントについて詳しく解説していきます。

レバテックキャリア｜モダンな技術へ挑戦でき、裁量権の大きい環境が見つかる

公式サイト：レバテックキャリア

求人数
求人数	47,447件
年収別の求人数	年収800万円以上：25,493件 年収900万円以上：17,937件 ※年収1,000万円以上の求人は要問い合せ

※2025年11月時点の公開求人数

レバテックキャリアは、IT・Web業界に特化した転職エージェントです。

公開求人47,447件のうち、半数以上にあたる25,493件が年収800万円以上のハイクラス案件で（※2025年11月時点）、登録率・認知率ともに業界No.1を誇ります。

キャリアアドバイザーは年間7,000回以上も企業に足を運び、現場のリアルな情報を収集。そのため「チームの技術レベル」や「経営層の技術への理解度」「開発における裁量権」といった、求人票だけでは分からない内部情報まで詳しく教えてくれます。

3人に2人が年収70万円アップ、転職成功率96%という高い実績も魅力です。

サービス概要
サービス名	レバテックキャリア
運営会社	レバテック株式会社
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	なし ※「レバテックダイレクト」に別途登録が必要（無料）
対応地域	全国（地方求人は少なめ）
料金	完全無料
公式サイト	https://career.levtech.jp/

ビズリーチIT｜経営層との距離が近い幹部候補ポジションのスカウトが魅力

公式サイト：ビズリーチIT

求人数
求人数	422,291件
ITエンジニア向け求人数	124,305件
年収別の求人数	年収800万円以上：296,322件 年収1,000万円以上：150,272件

※2025年11月時点の公開求人数

ビズリーチITのサービス特徴

ビズリーチITは、経営幹部などプロフェッショナル人材向けのハイクラス転職サービスです。

職務経歴書を登録するだけで、優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届きます。

届くスカウトの内容から、自身の市場価値を客観的に把握できるのが大きな魅力です。

ITエンジニア向け求人も豊富で、年収1,000万円以上の求人は15万件以上（※2025年11月時点）。実際に40代の転職後平均年収は990万円という高い実績を誇ります。

また、年収1,000万円以上のITコンサル求人も21,000件以上あり、エンジニアの経験を活かして経営に近いキャリアを目指せます。

サービス概要
サービス名	ビズリーチIT
運営会社	株式会社ビズリーチ
タイプ	ハイクラス総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり ※ヘッドハンターがサポート
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国
料金	基本無料 ※有料プランあり 年収750万円未満：月額3,278円（税込） 年収750万円以上：月額5,478円（税込）
公式サイト	https://www.bizreach.jp/

Geekly（ギークリー）｜IT・Web・ゲーム業界に特化、裁量権の大きい転職を支援

公式サイト：Geekly

求人数
求人数	38,491件
年収別の求人数	年収800万円以上：21,437件 年収1,000万円以上：8,927件

※2025年11月時点の公開求人数

Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。公開求人38,491件のうち半数以上が年収800万円以上のハイクラス案件で（※2025年11月時点）、平均年収UP額80万円という実績がその専門性を裏付けています。

専門知識豊富なキャリアアドバイザーが、個々のスキルやキャリアプランを深く理解。そのため「技術的な裁量権」や「企業の開発文化」といった、40代エンジニアが重視するポイントを踏まえたマッチングを実現してくれます。

大手事業会社からITメガベンチャーまで幅広い求人を保有し、国認定の子育てサポート・女性活躍推進求人も5,000件以上あるため、ライフステージに合わせたキャリア設計も可能です。

サービス概要
サービス名	Geekly（ギークリー）
運営会社	株式会社ギークリー
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.geekly.co.jp/

doda X｜経営課題を解決するポジションのスカウトが届く

公式サイト：doda X

求人数
求人数	66,174件
ITエンジニア向け求人数	24,983件
年収別の求人数	年収800万円以上：60,725件 年収1,000万円以上：34,029件

※2025年11月時点の公開求人数

doda Xは、年収600万円以上のハイクラス層を対象としたスカウトサービスです。

2025年のオリコン顧客満足度®調査「転職スカウトサービス」で第1位を獲得するなど、サービスの質にも定評があります。

一番の魅力は、届くスカウトの質の高さ。国内最大級となる約7,300名のヘッドハンターが在籍し、「CTO候補」「技術顧問」といった経営課題の解決に直結するポジションのオファーが期待できます。

年収1,000万円以上の求人は34,029件（※2025年11月時点）と非常に豊富で、ストックオプションなどの多様な報酬体系を含む魅力的なスカウトが多いのも特徴です。

技術者として大きな裁量権を持って働きたいエンジニアに向いています。

サービス概要
サービス名	doda X
運営会社	パーソルキャリア株式会社
タイプ	ハイクラス総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり ※ヘッドハンターからのサポート
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国／海外求人も一部あり
料金	完全無料
公式サイト	https://doda-x.jp/

JACリクルートメント｜管理職・専門職のハイクラス転職に特化

公式サイト：JACリクルートメント

求人数
求人数	25,559件
ITエンジニア向けの求人数	5,679件
年収別の求人数	年収800万円以上：5,301件 年収1,000万円以上：3,768件

※2025年11月時点の公開求人数

JACリクルートメントは、管理職・専門職のハイクラス求人に特化した転職エージェントです。

保有するITエンジニア求人5,679件のうち、実に9割以上にあたる5,301件が年収800万円以上の案件で、質の高さがうかがえます（※2025年11月時点）。

各業界に精通したコンサルタントが企業の経営層と強固な信頼関係を築いているため、JACだけの「独占求人」も多数。ときには、候補者のスキルに合わせて企業側が新しいポジションを創出するケースもあります。

実際に、大規模ITプロジェクトの統括責任者など、年収1,800万円〜2,700万円を目指せる経営層に近い求人も保有しています。

サービス概要
サービス名	JACリクルートメント
運営会社	株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント
タイプ	ハイクラス総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国・海外
料金	完全無料
公式サイト	https://www.jac-recruitment.jp/

ミドルの転職｜登録者の平均年齢45歳。ミドル層に特化したハイクラス転職

公式サイト：ミドルの転職

求人数
求人数	395,303件
ITエンジニア向けの求人数	98,356件
年収別の求人数	年収800万円以上：41,149件 年収1,000万円以上：15,977件

※2025年11月時点の公開求人数

ミドルの転職は、エン・ジャパンが運営する35歳以上のミドル層に特化した転職サイトで、登録者の平均年齢は45歳です。

最大の特徴は、約600社の人材紹介会社が利用するポータルサイトである点。登録するだけで、様々なエージェントから声がかかるため、効率的にキャリアの選択肢を広げられます。

ITエンジニア向け求人は98,356件あり、年収1,000万円以上の経営幹部求人も15,977件と豊富（※2025年11月時点）。約12万件の非公開求人からスカウトが届くため、事業の中核を担うポジションへの転職を目指せます。

サービス概要
サービス名	ミドルの転職
運営会社	エン株式会社
タイプ	総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	なし ※ヘッドハンターからのサポート依頼推奨
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://mid-tenshoku.com/

KOTORA（コトラ）｜金融・コンサル・IT業界に精通したプロがキャリアを支援

公式サイト：KOTORA

求人数
求人数	35,195件
ITエンジニア向けの求人数	5,989件
年収別の求人数	年収800万円以上：18,545件 年収1,000万円以上：11,526件

※2025年11月時点の公開求人数

KOTORAは、金融・コンサル・IT専門のハイクラス転職エージェントです。

最大の特徴は、コンサルタント自身が各業界の出身者である点。現場を知るプロが、企業のカルチャーまで踏まえた的確なキャリア提案をしてくれます。

ITエンジニア求人5,989件の中でも、特に40代向けは4,249件と豊富で、うち1,433件が年収1,000万円超の案件です（※2025年11月時点）。独自の「価値観診断」で自己分析もでき、長期的なキャリア形成を支援してくれます。

サービス概要
サービス名	KOTORA（コトラ）
運営会社	株式会社コトラ
タイプ	ハイクラス総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国
料金	なし
公式サイト	https://www.kotora.jp/

ムービン｜コンサル未経験からの支援実績No.1。技術的知見を活かすキャリアへ

公式サイト：ムービン

求人数
求人数	非公開
ITエンジニア向けの求人数	非公開
年収別の求人数	非公開

※2025年11月時点の公開求人数

ムービンは、BCG出身者が設立した日本初のコンサル業界特化型の転職エージェントです。

最大の特徴は、コンサル未経験からの転職支援実績がNo.1であること。事業会社で培ったエンジニアの知見を活かし、ITコンサルタントなど経営課題を解決するポジションへのキャリアチェンジを強力に後押ししてくれます。

BCGやアクセンチュアなど、コンサル業界出身のエージェントが、過去数十万件のデータに基づき独自の選考対策を実施。特に難関とされるケース面接の対策も手厚く、転職後の年収アップ率は90%以上を誇ります。

サービス概要
サービス名	ムービン
運営会社	株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
タイプ	コンサル特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	なし
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.movin.co.jp/

パソナキャリア｜手厚いサポートと情報網で、キャリアの安定と挑戦を両立

公式サイト：パソナキャリア

求人数
求人数	49,874件
ITエンジニア向けの求人数	10,811件
年収別の求人数	年収800万円以上：7,225件 年収1,000万円以上：4,429件

※2025年11月時点の公開求人数

パソナキャリアは、手厚いサポートに定評のあるハイクラス向け転職エージェントです。オリコン顧客満足度®調査「担当者の対応」で7年連続No.1を獲得しており、初めて転職する40代のエンジニアでも安心して相談できます。

ITエンジニアの求人を10,811件保有し、うち7,225件が年収800万円以上のハイクラス案件です（※2025年11月時点）。

転職後の年収アップ率61.7%という実績や、求人の60%を占める非公開求人も魅力。大手ならではの安定した基盤と情報網を活かし、キャリアの新たな挑戦を模索できます。

サービス概要
サービス名	パソナキャリア
運営会社	株式会社パソナ
タイプ	ハイクラス総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.pasonacareer.jp/

randstad（ランスタッド）｜外資系・グローバル転職に強み。世界最大級のネットワークがキャリアを拓く

公式サイト：randstad（ランスタッド）

求人数
求人数	4,783件
ITエンジニア向けの求人数	1,059件
年収別の求人数	年収800万円以上：967件 年収1,000万円以上：806件

※2025年11月時点の公開求人数

ランスタッドは、世界最大級のネットワークを持つ転職エージェントです。世界39の国と地域に広がる拠点を活かし、特に外資系・グローバル企業のハイクラス転職支援に強みがあります。

保有するITエンジニア求人1,059件のうち9割超が年収800万円以上で、年収1,500万円以上を目指せる求人も340件以上あります（※2025年11月時点）。

実力主義のフラットな組織で経営層と直接議論できる環境や、RSUといったグローバル基準の報酬体系を持つ求人を紹介してくれます。

サービス概要
サービス名	randstad（ランスタッド）
運営会社	ランスタッド株式会社
タイプ	ハイクラス総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国・海外
料金	完全無料
公式サイト	https://www.randstad.co.jp/

TechClipsエージェント｜現役エンジニアが支援。事業会社で技術のオーナーシップを

公式サイト：TechClipsエージェント

求人数
求人数	694件
年収別の求人数	非公開

※2025年11月時点の公開求人数

TechClipsエージェントは、ITエンジニア専門の転職エージェントです。

最大の特徴は、コンサルタント自身も開発を行う現役のエンジニアである点。技術的な話がスムーズに通じるだけでなく、エンジニアのキャリアを深く理解した上で最適なマッチングを実現してくれます。

公開求人は694件（※2025年11月時点）とやや少なめですが、紹介先を事業会社に絞っているため、「自社サービスを育てる」という実感や技術的なオーナーシップを持ちたい40代エンジニアに向いています。

サービス概要
サービス名	TechClipsエージェント
運営会社	TechClips株式会社
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	なし
対応地域	首都圏（東京・神奈川・埼玉・千葉）
料金	完全無料
公式サイト	https://agent.tech-clips.com/

リクルートエージェントIT｜業界最大級の求人から、キャリアの可能性を再発見

公式サイト：リクルートエージェントIT

求人数
ITエンジニアの求人数	公開求人：203,275件 非公開求人：57,308件
年収別の求人数	800万円以上：108,961件 1,000万円以上：40,856件

※2025年11月時点の公開求人数

リクルートエージェントITは、転職支援実績No.1を誇るIT専門の転職エージェントです。

公開求人203,275件に加え、一般には出回らない非公開求人も57,308件保有しており、その圧倒的な情報量が最大の強みです（※2025年11月時点）。

IT業界に精通した専門アドバイザーが、豊富な選択肢の中から40代エンジニアのキャリアプランに合う求人を提案してくれます。

すぐに転職を考えていなくても、「まずは情報収集から」といったキャリア相談にも対応してくれるため、自身の市場価値を確かめる場としても活用できます。

サービス概要
サービス名	リクルートエージェントIT
運営会社	株式会社インディードリクルートパートナーズ
タイプ	総合型（IT部門あり）
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.r-agent.com/it_engineer/

LHH転職エージェント｜ミスマッチを防ぐ。企業の内情に詳しい担当者が直接サポート

公式サイト：LHH転職エージェント

求人数
求人数	15,766件
ITエンジニアの求人数	4,957件
年収別の求人数	年収800万円以上：4,020件 年収1,000万円以上：2,813件

※2025年11月時点の公開求人数

LHH転職エージェントは、世界最大級のアデコグループが運営する転職エージェントです。

ITエンジニアの求人は4,957件あり、そのうち8割を超える4,020件が年収800万円以上のハイクラス案件です（※2025年11月時点）。

最大の特徴は、一人のコンサルタントが企業と求職者の両方を担当する仕組みにあります。企業の文化や事業戦略を深く理解した担当者が直接サポートするため、40代エンジニアの転職で重要な「カルチャーフィット」の精度が非常に高いです。

実際に転職者の3人に2人が年収アップし、その平均額は101万円という高い実績も魅力です。

サービス概要
サービス名	LHH転職エージェント
運営会社	アデコ株式会社
タイプ	ハイクラス総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.lhh.com/ja-jp

My Vision｜エンジニアからのコンサル転職に強い。BCG出身者による徹底した選考対策

公式サイト：My Vision

求人数
求人数	非公開
ITエンジニアの求人数	非公開
年収別の求人数	非公開

※2025年11月時点の公開求人数

My Visionは、コンサルティング業界への転職に特化した転職エージェントです。

BCG（ボストン・コンサルティング・グループ）出身者をはじめ、コンサル業界での実務経験を持つエージェントが、40代エンジニアのキャリアチェンジを強力に支援してくれます。

最大の強みは、支援者の7割がコンサル未経験という実績に裏付けられた、手厚い選考対策。独自の「面接対策資料」や、元コンサルタントとの模擬面接を通じて、難関とされるケース面接まで徹底的に準備できます。

非公開求人も1万件以上保有（※公式サイトより）しており、事業会社で培ったエンジニアの知見を活かせる最適なポジションを提案してくれます。

サービス概要
サービス名	My Vision
運営会社	株式会社MyVision
タイプ	コンサル特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://my-vision.co.jp/

【目的別】40代に最適なエンジニア向け転職エージェントの選び方

40代のエンジニア転職では、キャリアプランに合ったIT転職エージェントを選ぶことが成功の鍵を握ります。

ここまで紹介した14社はそれぞれ強みが異なるため、「どのサービスが自分に合うか」を見極めることが重要です。

主な選び方の軸は、以下の4つです。

機会損失を防ぐためにも、複数のIT転職エージェントを併用し、自身の可能性を最大化しましょう。

選び方①：【経営への参画・報酬UP】を狙うなら、スカウト機能のある転職エージェントを併用する

年収の大幅アップだけでなく、ストックオプションや経営に近いポジションも視野に入れるなら、質の高いスカウトサービスがあるIT転職エージェントの活用が不可欠です。

経営層や一流ヘッドハンターの目に留まることで、自分では探せなかったような重要なポジションのオファーが舞い込む可能性があります。

特に、以下のエージェントは経営幹部クラスの求人に強みを持っています。

おすすめのエージェント	特に注目したいポイント
ビズリーチIT	40代の転職後平均年収990万円という実績
doda X	年収1,000万円以上の求人が3.4万件以上
ミドルの転職	登録者の平均年齢45歳。ミドル層に特化
JACリクルートメント	年収1,800万円超の経営層に近い求人も
KOTORA	金融・コンサル・IT業界のプロがキャリアを支援

年収1,000万円以上の求人が3.4万件以上と豊富な「doda X」は、質の高いスカウトを通じて経営層に近いポジションのオファーが期待できます。

一方で、より専門的なキャリア相談をしたい場合は、業界出身のプロが支援する「KOTORA（コトラ）」も強力な選択肢です。40代向けのIT求人の中でも、年収1,000万円以上の案件が1,400件以上あり、深いレベルでのキャリア相談が可能です。

選び方②：【技術的な裁量権・新しい挑戦】を求めるなら、IT特化型で情報収集する

モダンな技術環境や、アーキテクチャ選定から関われるような裁量権の大きい職場を求めるなら、IT特化型のエージェントが最適です。

業界の最新動向はもちろん、企業の開発文化やチームの雰囲気といった「転職サイトには載らない情報」を深く把握しているのが強み。

技術志向の強い40代エンジニアは、以下の転職エージェントへの相談がおすすめです。

おすすめのエージェント	特に注目したいポイント
レバテックキャリア	3人に2人が年収70万円アップの実績
Geekly   （ギークリー）	平均年収UP額80万円。IT/Web/ゲーム特化
TechClipsエージェント	現役エンジニアが支援。事業会社に特化
ムービン	コンサル未経験に強く、技術的知見を活かせる

アドバイザーが頻繁に企業訪問している「レバテックキャリア」は、現場の開発環境やチームカルチャーといった、裁量権の有無を判断する上で重要な内部情報に精通しています。

また、現役エンジニアがコンサルタントの「TechClipsエージェント」もユニークな存在で、技術的な視点で具体的なアドバイスを受けながら、オーナーシップを持てる事業会社への転職が目指せます。

選び方③：【マネジメント・組織作り】に挑戦したいなら、管理職支援の実績で選ぶ

VPoEやエンジニアリングマネージャーとして、開発組織の構築や文化醸成に挑戦したい場合、管理職の転職支援実績が豊富なエージェントを選びましょう。

企業の経営層と強固なコネクションを持ち、組織課題を深く理解しているコンサルタントが在籍しています。

マネジメントキャリアを目指す40代エンジニアは、以下の転職エージェントが力になってくれます。

おすすめのエージェント	特に注目したいポイント
JACリクルートメント	管理職・専門職のハイクラス転職に特化
LHH転職エージェント	平均年収101万円UP。ミスマッチを防ぐ支援
ランスタッド	外資・グローバル企業の管理職ポジションに強み
KOTORA	業界出身のプロがマネジメント層の転職を支援

管理職のポジションに特化している「JACリクルートメント」は、事業戦略に直結するような、まさに40代の経験が活きるマネジメント求人が豊富です。

入社後のミスマッチを避けたいなら、一人の担当者が企業と求職者の両方を見る「LHH転職エージェント」がおすすめ。チームの内部事情まで深く理解した担当者がサポートしてくれます。

選び方④：【キャリアの選択肢を広げたい】なら、大手総合型で可能性を探る

特定のキャリアプランが明確でない場合や、異業種への挑戦も視野に入れたい場合は、求人数の多い大手総合型のエージェントも活用しましょう。

多様な求人を比較検討することで、自分が本当に大切にしたい価値観（裁量権、働きがい、ワークライフバランスなど）が明確になっていきます。

キャリアの棚卸しや、新たな可能性の発見には、以下の転職エージェントが適しています。

おすすめのエージェント	特に注目したいポイント
リクルートエージェントIT	ITエンジニアの非公開求人を5.7万件以上保有
パソナキャリア	担当者の対応満足度が7年連続No.1

5.7万件以上のIT系非公開求人を保有する「リクルートエージェントIT」は、その圧倒的な求人数の中から、自分では思いもよらなかったキャリアの可能性を発見できます。

手厚いサポートでじっくりキャリアを考えたい場合は、「パソナキャリア」が心強い味方になります。丁寧にキャリアの棚卸しをしながら、納得のいく方向性を見つける手助けをしてくれるでしょう。

40代エンジニアが転職エージェントを最大限に活用するコツ5つ

転職エージェントは、ただ登録するだけではその価値を十分に引き出せません。大切なのは、受け身にならず、エージェントを「使いこなす」という主体的な意識です。

具体的には、以下の5つのポイントが重要になります。

これらのコツを実践することで、アドバイザーとの関係も良好になり、質の高い求人を優先的に紹介してもらえる可能性が高まります。

コツ①：経歴やスキルは正直かつ具体的に伝える。嘘は信頼を損なう

キャリアアドバイザーとの最初の面談では、これまでの経歴やスキルを正直かつ具体的に伝えましょう。

正確な情報こそが、マッチングの精度を高めるための最も重要な土台です。できないことを「できる」と偽ってしまうと、後々ミスマッチが生じ、自分も企業も不幸になる結果を招きかねません。

転職回数の多さなど、一見ネガティブに思える情報も、伝え方次第です。例えば、「多様な環境で課題解決に取り組んできた経験」をポジティブに転換できるよう、アドバイザーと一緒に戦略を練ることが可能です。

コツ②：希望条件に優先順位をつける。「絶対に譲れない条件」は2〜3個に絞る

40代の転職では、全ての希望を100%満たす求人に出会うことは稀です。だからこそ、希望条件に優先順位をつける作業が重要になります。

「年収」「技術的な裁量権」「勤務地」「働きがい」など、自分にとって「絶対に譲れない条件」は何かを2〜3個に絞り込みましょう。

軸となる条件を明確に伝えることで、アドバイザーも求人を探しやすくなり、結果として紹介の質が向上します。

コツ③：レスポンスは迅速に。転職意欲の高さをアピールする

キャリアアドバイザーからの連絡には、できるだけ迅速に返信することを心がけましょう。

多くのアドバイザーは、複数の求職者を同時に担当しています。そのため、レスポンスが早い求職者は「転職意欲が高い」と判断され、良い求人が出た際に優先的に声がかかりやすくなるのが実情です。

特別な理由がない限り、メールや電話には24時間以内に返信するなど、簡単なルールを決めておくと良いでしょう。

コツ④：推薦文は必ず確認させてもらう。客観的な強みを把握する

転職エージェントは、企業に応募する際に「推薦文」を添付してくれます。推薦文は、事前に必ず内容を確認させてもらいましょう。

推薦文には、アドバイザーという第三者から見た、客観的な強みや評価が書かれています。自分では気づかなかったアピールポイントを発見でき、面接での自己PRを組み立てる上で非常に参考になります。

もし内容に事実と異なる点があれば修正を依頼し、企業へ伝わる情報をしっかりコントロールしましょう。

コツ⑤：担当者との相性が悪い場合は変更を依頼する。遠慮は不要

もし担当アドバイザーとの相性が悪いと感じたら、遠慮なく変更を依頼しましょう。「話が噛み合わない」「専門知識が不足している」といった状況で転職活動を続けるのは、時間と機会の大きな損失です。

担当者の変更は、より良い転職を実現するための正当な権利です。「〇〇の領域に、より詳しい方にご担当いただくことは可能でしょうか」のように、理由を添えて丁寧に伝えれば、ほとんどの場合スムーズに対応してくれます。

40代エンジニアの転職活動の流れ【登録から内定まで全5ステップ】

転職エージェントを利用した転職活動の全体像を把握しておきましょう。

大まかな流れは以下の5ステップです。

この流れを知っておくことで、計画的に、そして安心して活動を進められます。登録から内定までは、一般的に3ヶ月〜半年ほどが目安です。

ステップ1：転職エージェントに登録（Webから5分程度）

まずは転職エージェントの公式サイトから登録します。登録は5分程度で完了することがほとんど。最初は簡単なプロフィール入力だけでも問題ありません。

後日、面談の日程調整の連絡が来るので、その際に詳細な職務経歴などを準備しましょう。

複数のエージェントに登録しておくと、それぞれの強みを比較できるのでおすすめです。

ステップ2：キャリアアドバイザーとの面談（オンラインが主流）

登録後、担当のキャリアアドバイザーとの面談が行われます。現在はオンラインでの面談が主流です。

面談ではこれまでの経歴やスキル、希望条件、今後のキャリアプランなどを伝えます。面談は「評価される場」ではなく「相談する場」。リラックスして、正直に話すことが大切です。

ステップ3：求人紹介・応募

面談の内容をもとに、キャリアアドバイザーが求人を紹介してくれます。

一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえることも、エージェントを利用する大きなメリットです。

興味のある求人があれば、応募の意思を伝えましょう。企業への推薦や応募手続きはアドバイザーが進めてくれます。

ステップ4：書類添削・面接対策〜選考

応募が決まると、書類添削や面接対策といった選考サポートが受けられます。

40代エンジニアが面接でアピールすべき「マネジメント経験」や「課題解決能力」など、企業に響く伝え方を客観的な視点でアドバイスしてくれます。

面接日程の調整なども代行してくれるため、在職中でもスムーズに選考を進めることが可能です。

ステップ5：内定・退職交渉

内定が出た後も、サポートは続きます。個人では言い出しにくい年収交渉や入社日の調整なども、エージェントが代行してくれます。

また、円満に退職するためのスケジュール調整や、現職への伝え方についても相談に乗ってくれるので、最後まで安心して任せることができます。

40代エンジニアの転職市場の実態と将来性

「40代からでも、エンジニアとして転職できるのだろうか？」キャリアの節目を迎え、多くの方がこのような不安を抱えています。

結論から言うと、40代エンジニアの需要は高く、転職は十分可能です。

経済産業省の調査「ＩＴ人材需給に関する調査（PDF）」でも、IT人材は今後も大幅に不足すると予測されており、経験豊富な人材は常に求められています。

ただし、20代や30代と同じ戦い方では通用しないのも事実です。求められる役割は変化しており、これまでの経験をどう活かすかという戦略と、継続的なスキルアップデートが不可欠になります。

40代に求められるスキルは「マネジメント」と「専門性」の二択

企業が40代のエンジニアに期待する役割は、大きく2つに分かれます。

一つは、チームを率いてプロジェクトを成功に導く「マネジメントスキル」です。もう一つは、特定の技術領域を深く極め、技術でチームを牽引する「高度な専門スキル」です。

これまでのキャリアを一度棚卸しし、自分がどちらの方向で価値を発揮できるのか、あるいはどちらを目指したいのかを明確にすることが重要になります。

もちろん、両方のスキルをバランス良く持つ「プレイングマネージャー」のような人材は、市場価値が非常に高くなります。

実際に、レバテックキャリアなどのハイクラス向けエージェントでは、以下のような求人が見られます。

【求人の一例】

引用：レバテックキャリア

このような求人では、技術力とマネジメント能力の両方が求められ、事業の成長に直接貢献できる面白さがあります。

自身の経験がどう活かせるか、一度転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。

年収は上がる？下がる？40代のリアルな年収事情

40代でのエンジニア転職で、年収が上がるか下がるかは正直なところ戦略次第です。

dodaの調査によると、40代ITエンジニアの平均年収は652万円となっています。

引用：doda

この数字を基準に考えると、年収アップを実現するには、成長産業やより上流の工程（ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーなど）へのキャリアチェンジが有効な選択肢となります。

逆に、ワークライフバランスを重視して働き方を変えたり、未経験の分野に挑戦したりする場合は、一時的に年収が下がる可能性も考慮すべきでしょう。

まず大切なのは、転職エージェントに相談して、自身の「客観的な市場価値」を把握することです。

現在の年収が適正なのかを知ることは、次の一歩を踏み出すための重要なスタートラインになります。

40代エンジニアの転職にまつわる不安・疑問【Q&A】

ここでは、40代のエンジニアが転職活動を始めるにあたって抱えがちな、よくある不安や疑問についてQ&A形式で回答します。

「失敗したくない」「恥をかきたくない」といった気持ちに寄り添い、具体的な解決策を提示します。

Q. 転職エージェントの利用は本当に無料？何か裏がある？

はい、転職エージェントのサービスは完全に無料で利用できます。

転職エージェントは、採用が決まった際に企業側から成功報酬を受け取るビジネスモデルです。そのため、求職者側が費用を請求されることは一切ありません。安心して相談してください。

	転職エージェント（無料）	一部の転職サイト（有料プラン）
仕組み	企業からの成功報酬で運営	ユーザーからの月額課金で運営
できること	キャリア相談、求人紹介、選考対策、年収交渉など	スカウトの閲覧・返信、全求人への応募など

※ビズリーチなど一部のスカウトサービスには、より多くの機能を使うための有料プランがありますが、基本的なエージェント機能は無料で利用できます。

Q. 転職回数が多いと不利になりますか？

転職回数の多さを心配される40代の方は少なくありません。しかし、回数自体が決定的なマイナス評価に繋がることは稀です。

企業が40代のキャリアに求めるのは、その転職を通じて「何を成し遂げ、どんなスキルを身につけてきたか」という一貫性のあるストーリーです。

それぞれの転職が一貫したキャリアプランに基づいていることを説明できれば、むしろ「多様な環境で課題解決に取り組んできた経験豊富な人材」として、ポジティブに評価されるケースも多くあります。

職務経歴書や面接でどう伝えれば良いか、キャリアアドバイザーと一緒に戦略を練るのがおすすめです。

Q. 最新技術のスキルがありませんが、大丈夫でしょうか？

すべての40代エンジニアが、最新技術の最前線にいるわけではありませんので、過度に心配する必要はありません。

企業側も、40代のエンジニアにはマネジメント、要件定義、品質管理、顧客折衝といった、経験に裏打ちされたスキルを期待していることが多いです。

もちろん、新しい技術を学ぶ意欲や、継続的に自己研鑽する姿勢を示すことは不可欠です。自身の経験を活かせる領域で、無理なくスキルをアップデートしていく姿勢を伝えましょう。

Q. 転職活動をしていることが今の会社にバレませんか？

転職エージェントから情報が漏れる心配はまずありません。

エージェントには守秘義務があり、本人の許可なく個人情報を外部に伝えることは法律で固く禁じられています。

また、多くのサービスでは、特定の企業に対して自身の情報を非公開にする「ブロック機能」があります。これを利用すれば、現在の勤務先や取引先などに転職活動を知られるリスクを避けられます。

ただし、SNSでの発言など、自分自身からの情報漏洩には注意が必要です。

まとめ：40代のエンジニア転職は、信頼できるエージェントを見つけられるかがすべて。

この記事では、ハイクラスなキャリアを目指す40代のエンジニアにおすすめの転職エージェントを紹介してきました。

最後に、本記事のポイントをまとめます。

キャリアの岐路に立つ40代の転職活動は、一人で進めるには情報も時間も限られています。

信頼できるプロのパートナー（転職エージェント）を見つけることが、納得のいくキャリアを築くための最も確実な一歩です。

まずは気になった2〜3社に登録し、キャリア相談から始めてみると良いでしょう。