エンジニア転職におすすめのスカウトサービス16選!目的別の選び方・好条件オファーのもらい方を徹底解説

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忙しいエンジニアが効率的に年収とキャリアを上げるなら、スカウトサービスの活用が重要です。

一度プロフィールを登録すれば、あとは待つだけで自身の市場価値がわかり、思わぬ優良企業から声がかかる可能性があります。

この記事では、数あるスカウトサービスの中から本当におすすめできる16社を厳選しました。

さらに、自分に合ったサービスの選び方から、年収UPにつながるプロフィールの書き方まで、具体的なノウハウを解説します。

サービス名 特徴 公式サイト
IT・Webエンジニア特化のダイレクトリクルーティングサービス。93%が面談/面接確約のスカウト。 詳細 >
エンジニアの「スキル偏差値」をAIで算出し、適切な求人を提案するIT/Webエンジニア特化型スカウトサービス。 詳細 >
現年収に関わらず、独自のポテンシャル診断により隠れた市場価値を可視化するスカウトサービス。 詳細 >
目次
EXE
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上場企業等での社外役員経験や非常勤監査役経験を持つ専門家をご紹介。社外役員兼務社数4社以下、経験年数10年以上、女性社外役員など、1,300名以上のプロフェッショナルとマッチングが可能です。

エンジニア転職におすすめのスカウトサービス人気ランキング16選

エンジニア転職におすすめのスカウトサービス16選を紹介します。

一口にスカウトサービスと言っても、実は企業からのアプローチ方法によって、いくつかのタイプに分かれます。

スカウトのタイプ     特徴
ダイレクトスカウト    企業の採用担当者から直接スカウトが届く、最も一般的なタイプ。
指名入札型のスカウト企業側が年収を提示して入札する形式で、自身の市場価値が金額でわかる。
ヘッドハンター経由のスカウト転職のプロであるヘッドハンターが、経歴を見て非公開求人などを紹介してくれる。

これらのタイプの特徴を知っておくと、より自身に合ったスカウトサービスが見つかります。

まずは、今回紹介する中でも特に中心となる上位7サービスを、タイプ別に比較してみましょう。

サービス名スカウトのタイプ求人数特に合うエンジニア
レバテックダイレクト     ダイレクトスカウト7,561件質の高いスカウトだけが欲しいエンジニア
Findy  ダイレクトスカウト非公開モダンな技術環境でスキルを試したいWeb系
Direct type   ダイレクトスカウト1,143件首都圏で転職したい20〜30代
ビズリーチIT   ダイレクトスカウトヘッドハンター経由125,377件      管理職やテックリードを目指すハイクラス層
Greenダイレクトスカウト16,350件       スタートアップ・ベンチャーの雰囲気を知りたい層
転職ドラフト   指名入札型非公開 自分の市場価値を年収で知りたい実力派
doda X ダイレクトスカウトヘッドハンター経由65,676件       30代以上でキャリアの選択肢を広げたい層
※2025年12月時点のエンジニア向けの公開求人数

レバテックダイレクト|3人に2人が年収UPを実現

レバテックダイレクト
全体の求人数7,561件
年収700万円以上の求人数4,642件
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
レバテックダイレクトの特徴
  • 全スカウトの93%が面談/面接を確約する「情熱スカウト」
  • サービス利用者の3人に2人が年収UPに成功
  • 専門チームが取材した、詳細な開発環境や組織情報

レバテックダイレクトは、転職大手レバテックが運営する、ITエンジニア特化型のスカウトサービスです。

総求人数は約7,500件あり、そのうち年収700万円以上のハイクラス求人が6割以上を占めています。

最大の特徴は、スカウトの質の高さです。企業が1通1通厳選して送るため、全スカウトの93%が面談または面接を確約する「情熱スカウト」です。

また、レバテックが19年間蓄積したデータから、入社後の活躍度を可視化する「マッチ率」機能も搭載。年収UPだけでなく、入社後のミスマッチも防げるよう設計されています。

こんな人におすすめ
  • 質の低い「ばら撒きスカウト」を避け、本気度の高いオファーだけが欲しい
  • 年収を上げたいが、入社後のミスマッチは絶対に避けたい
  • 求人票だけではわからない、リアルな開発環境や組織の情報を知りたい
サービス概要
サービス名レバテックダイレクト
運営会社レバテック株式会社
タイプスカウト特化型
求人の閲覧可能
エージェント機能なし ※「レバテックキャリア」の併用で可
スカウトのタイプダイレクトスカウト
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://levtech-direct.jp/

Findy(ファインディ)|GitHub連携で技術力を「偏差値」化

findy

公式サイト:https://findy-code.io/

全体の求人数非公開
年収700万円以上の求人数非公開
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
Findyの特徴
  • GitHub連携で、自身のスキルレベルを「偏差値」として可視化
  • コード品質を重視するモダンなWeb系企業からのスカウトが届く
  • Web系・モダンな技術環境の求人に特化している

Findy(ファインディ)は、ハイスキルなエンジニアと企業をマッチングさせる、技術力評価型の転職サービスです。

一番の魅力は、GitHubアカウントを連携させるだけで、スキルを「偏差値」として可視化してくれる独自の機能です。

この仕組みは、履歴書だけでは伝わらない「コードの品質」や「設計思想」を重視する、モダンなWeb系企業の採用ニーズに合致しています。

偏差値を基準に送られてくるスカウトは、経歴や年齢に関係なく、純粋な技術力を評価した本気度の高いものになります。

メルカリやSmartHRといった人気のテック企業を中心に800社以上が利用しており、スキルに自信があるエンジニアにこそ、おすすめしたいサービスです。

こんな人におすすめ
  • 自身の技術力が市場でどのくらい通用するのか、客観的に知りたい
  • 経歴書だけでは伝わらない、コードの質や設計思想を評価してほしい
  • GoやRust、Next.jsなど、モダンな技術スタックを扱う企業で働きたい
サービス概要
サービス名Findy
運営会社ファインディ株式会社
スカウトのタイプダイレクトスカウト
求人の閲覧可能
エージェント機能あり ※ユーザーサクセス面談
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://findy-code.io/

Direct type(ダイレクトタイプ)|首都圏でのエンジニア転職に強い

Directtype

公式サイト:https://directtype.jp/

全体の求人数1,143件
年収700万円以上のAIエンジニア求人非公開
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
Direct typeの特徴
  • 転職サイトの老舗「type」が運営する信頼性
  • 登録者の97.8%がスカウトを受信する高いマッチング率
  • 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)の求人に特化

Direct type(ダイレクトタイプ)は、特に首都圏(一都三県)での転職を考えている20代〜30代のエンジニアに向いているスカウトサービスです。

転職サイトの老舗「type」が運営しており、長年の実績から企業との強い信頼関係を築いているのが特徴。公開求人以外にも非公開求人からのスペシャルスカウトに期待できます。

一番の魅力は、独自の性格診断や相性診断機能。スキルだけでなく、カルチャーフィットを重視した精度の高いスカウトが届きます。利用者の中には年収UP率127%を実現した例もあり、キャリアアップを目指す層にもおすすめです。

こんな人におすすめ
  • 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)で働きたい
  • スキルだけでなく、社風や価値観が合う企業で働きたい
  • スキマ時間を使って、効率的に転職活動を進めたい
サービス概要
サービス名Direct type
運営会社株式会社キャリアデザインセンター
スカウトのタイプダイレクトスカウト
求人の閲覧可能
エージェント機能なし
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://directtype.jp/

ビズリーチIT|年収1,000万円超えを狙うハイクラススカウト

公式サイト:https://www.bizreach.jp/job-feed/job-feature/867/

全体の求人数125,377件
年収700万円以上の求人数114,818件
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
ビズリーチITの特徴
  • 年収1,000万円以上のエンジニア求人が6万件超
  • 8割以上の登録者がスカウト経由で転職成功
  • 導入企業数36,300社以上、登録ヘッドハンター8,400人以上

ビズリーチITは、国内最大級のハイクラス向けスカウト型転職サイトです。

エンジニア向け求人は125,377件を保有しており、うち年収1,000万円以上が60,493件と約半数を占めています。

30代の転職後平均年収は880万円、40代は990万円。8割以上がスカウト経由で転職を成功させています。

厳正な審査を通過した企業・ヘッドハンターからのみオファーが届くため、ばらまきスカウトが少ないのも強みです。1週間無料でプレミアムステージを体験できるので、まずは届くスカウトで市場価値を確かめてみてください。

こんな方におすすめ
  • CTOやVPoEなど技術マネジメント職を目指している方
  • 年収800万円以上のハイクラス求人に絞って転職活動したい方
  • 転職意欲は低いが、自分の市場価値を客観的に確認したい方
サービス概要
サービス名ビズリーチIT
運営会社株式会社ビズリーチ
スカウトのタイプダイレクトスカウトヘッドハンター経由
求人の閲覧可能
エージェント機能なし ※ヘッドハンターがサポート
対応地域全国
料金基本無料 ※有料プランあり 年収750万円未満:月額3,278円(税込) 年収750万円以上:月額5,478円(税込)
公式サイトhttps://www.bizreach.jp/

Green(グリーン)|IT・Web業界最大級の求人数とカジュアルさ

公式サイト:Green

全体の求人数16,350件
年収700万円以上の求人数12,360件
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
Greenの特徴
  • IT・Web業界特化で約16,000件の求人を保有
  • 社内写真・社員インタビューで企業の雰囲気を事前に把握できる
  • 転職成功者の90%以上がスカウト経由で内定を獲得

Greenは、IT・Web業界に特化したスカウト型転職サイトです。

公開求人数は16,350件を保有しており、うち年収700万円以上の求人が12,360件と約75%を占めています。スタートアップからメガベンチャー、上場企業まで幅広く掲載されており、累計登録ユーザーは130万人以上に達しています。

求人ページには人事担当者の写真やオフィス風景、社員インタビューが豊富に掲載されており、応募前に社風をイメージしやすいのが特徴です。

「気になる」ボタンで企業に興味を伝え、マッチすればカジュアル面談に進める仕組みになっています。堅苦しい選考が苦手な方にも使いやすいサービスです。

こんな方におすすめ
  • まずは企業の雰囲気を知ってから応募を判断したい方
  • スタートアップやベンチャー企業で働きたい方
  • 堅苦しい選考よりもカジュアル面談から始めたい方
サービス概要
サービス名Green
運営会社株式会社アトラエ
スカウトのタイプダイレクトスカウト
求人の閲覧可能
エージェント機能なし
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://www.green-japan.com/

転職ドラフト|年収提示付きの指名が入る競争入札型

公式サイト:転職ドラフト

全体の求人数非公開
年収700万円以上の求人数非公開
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
転職ドラフトの特徴
  • 企業が年収を提示して指名する「競争入札」システム
  • 参加エンジニアの93%が年収アップに成功
  • テンプレート文・一括送信をシステムで完全禁止

転職ドラフトは、自身の市場価値を年収で明確に知りたい実力派エンジニアにおすすめの、競争入札型の転職サービスです。

一番の魅力は、プロ野球のドラフト会議のように、複数の企業がレジュメを見て「年収とミッション」を提示して指名する独自の仕組み。現年収は企業に公開されず、純粋なスキルと経験で評価されるため、参加者の93%が平均160万円もの年収アップを実現しています。

Money ForwardやMIXIといった優良企業が多数参加しており、どの企業が、いくらで評価してくれるかが一目瞭然。

転職意欲がまだ低くても、自身の市場価値を測る目的で参加する価値は大きいでしょう。

こんな人におすすめ
  • 現在の年収が、自身のスキルに見合っているか疑問に感じている
  • 複数の企業からの客観的な評価(年収)を比較検討したい
  • 一括送信のスカウトではなく、本気度の高いオファーだけが欲しい
サービス概要
サービス名転職ドラフト
運営会社株式会社リブセンス
スカウトのタイプ指名入札型スカウト
求人の閲覧不可
エージェント機能なし
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://job-draft.jp/

doda X|ヘッドハンティング×求人紹介のハイブリッド

dodax

公式サイト:https://doda-x.jp/

全体の求人数65,676件
年収700万円以上の求人数19,640件
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
doda Xの特徴
  • ヘッドハンターからのスカウトと、プロの求人紹介を両方受けられる
  • 年収700万円以上の求人が約2万件と、ハイクラス向け案件が豊富
  • 転職大手dodaが運営する安心感と豊富な情報量

doda Xは、転職大手のdodaが運営する、ハイクラス向けの転職サービスです。

総求人数6万件以上、そのうち年収700万円以上の求人は約2万件にも及びます。管理職や専門職など、企業の事業戦略に関わる重要なポジションが多いのが特徴です。

一番の魅力は、ヘッドハンターからのスカウトを待つだけでなく、専門のキャリアアドバイザーによる求人紹介も受けられる「ハイブリッド型」であること。

企業ごとの詳細な面接対策や、一般には出回らない内部情報(チームの雰囲気や課題など)を得られるため、ミスマッチの少ない転職が可能です。

こんな人におすすめ
  • 30代〜40代で、管理職やリードエンジニアへのキャリアアップを目指したい
  • 企業の内部情報も踏まえて、慎重に次のキャリアを考えたい
  • これまでのキャリアを活かして、年収700万円以上のハイクラス転職を実現したい
サービス概要
サービス名doda X
運営会社パーソルキャリア株式会社
スカウトのタイプダイレクトスカウトヘッドハンター経由
求人の閲覧可能
エージェント機能あり
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://doda-x.jp/

Forkwell(フォークウェル)|技術スタックにこだわるエンジニア向け

Forkwell

公式サイト:https://forkwell.com/

全体の求人数1,606件
年収700万円以上の求人数707件
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
Forkwellの特徴
  • テンプレートでの「一括送信スカウト」をシステムで禁止
  • こだわりの技術スタック(言語・ツール)で企業とマッチング
  • 自身の技術的な強みを企業からのスカウト文で客観的に把握できる

Forkwell(フォークウェル)は、自身の技術スタックに強いこだわりを持つエンジニア向けの、スカウトサービスです。

総求人数は約1,600件と、若干少なめではありますが、技術志向の強い企業の求人が集まっています。特に、年収700万円以上の案件が全体の約44%を占めており、ハイクラス向けの求人が中心です。

最大の特徴は、テンプレートを使った「一括送信スカウト」をシステムで完全に禁止していること

一通一通、経歴をしっかり読んだ上で送られてくるため、受けるスカウトの質が非常に高いのが魅力です。企業側は「どこに魅力を感じたか」を具体的に記載するため、自身のリアルな市場価値や強みを客観的に知ることができます。

こんな人におすすめ
  • 興味のない「ばら撒きスカウト」に時間を奪われたくない
  • RubyやGoなど、モダンな技術スタックを持つ企業で働きたい
  • 自身の尖った技術やスキルを、正当に評価してくれる企業と出会いたい
サービス概要
サービス概要
サービス名Forkwell(フォークウェル)
運営会社株式会社Grooves
スカウトのタイプダイレクトスカウト
求人の閲覧可能
エージェント機能なし
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://jobs.forkwell.com/

paiza(パイザ)転職|コードを書くだけで書類選考なし

paiza転職

公式サイト:https://paiza.jp/career

全体の求人数5,092件
年収700万円以上の求人数3,590件
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
paizaの特徴
  • プログラミングテストの結果でスキルがS〜Eランクに判定される
  • ランクが基準を満たせば「書類選考なし」で面接に進める
  • 実務経験が浅くても、コーディングスキルで評価される

paiza転職は、自身のコーディングスキルを武器に転職したいエンジニア向けの、スキルチェック型転職サービスです。

最大の特徴は、プログラミングテスト(スキルチェック)の結果で自身のスキルがS〜Eランクに可視化されること。企業が求めるランク基準を満たしていれば、「書類選考なし」で面接が確約されます。

求人はITエンジニア職のみで、特に年収700万円以上のバックエンド求人が1,952件(※2025年12月時点)と豊富です。

学歴や職歴に自信がなくても、純粋なプログラミング能力で評価されるため、実務経験が浅くてもスキルさえあれば、優良企業への転職チャンスを掴めます。

こんな人におすすめ
  • 職務経歴書を書くのが苦手で、できれば避けたい
  • 学歴や職歴ではなく、純粋なコーディングスキルで勝負したい
  • 実務経験は浅いが、プログラミングの腕には自信がある
サービス概要
サービス名paiza転職
運営会社paiza株式会社
スカウトのタイプダイレクトスカウト
求人の閲覧可能
エージェント機能なし
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://paiza.jp/career

LAPRAS(ラプラス)|SNSのアウトプットを自動分析

公式サイト:LAPRAS

全体の求人数非公開
年収700万円以上の求人数非公開
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
LAPRASの特徴
  • GitHubや技術ブログなどの発信内容をAIが自動で分析・集約
  • 自身のWeb上の活動が、そのままポートフォリオになる
  • 転職エージェントを介さず、企業から直接スカウトが届く

LAPRAS(ラプラス)は、日頃から技術的なアウトプットを行うエンジニア向けの、自動ポートフォリオ生成&スカウトサービスです。

一番の魅力は、GitHubやQiitaなどを連携するだけで、AIが自動で情報を収集・分析し、客観的な技術力スコアとポートフォリオを作成してくれること

職務経歴書を細かく書かなくても、Web上の活動がそのままアピール材料になります。

SmartHRなど累計1,000社以上の企業が利用しており、そのポートフォリオを見た企業から転職や副業のスカウトが直接届きます。

アウトプットを継続しているエンジニアにとって、非常に効率的なサービスです。

こんな人におすすめ
  • GitHubや技術ブログでのアウトプットを継続している
  • 職務経歴書を作成する手間をかけずに、自身のスキルをアピールしたい
  • 自身のWeb上の活動が、市場でどのように評価されるか知りたい
サービス概要
サービス名LAPRAS(ラプラス)
運営会社LAPRAS株式会社
スカウトのタイプダイレクトスカウト
求人の閲覧不可
エージェント機能なし
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://lapras.com/

Wantedly(ウォンテッドリー)|話を聞きに行きたいからはじめる

公式サイト:Wantedly

全体の求人数41,370件
年収700万円以上の求人数非公開
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
Wantedly(ウォンテッドリー)の特徴
  • 給与や待遇ではなく「企業の想い」への共感で繋がる
  • 「話を聞きに行きたい」ボタンで、超カジュアルな面談が可能
  • 転職だけでなく、副業探しや情報交換の場としても活用できる

Wantedly(ウォンテッドリー)は、給与や待遇といった条件ではなく、企業のビジョンやミッションへの「共感」を軸にマッチングする、ユニークなビジネスSNSです。

エンジニア向け求人41,370件のうち、半数近い約2万件がWebエンジニア向けの求人(※2025年12月時点)となっています。

一番の魅力は、「話を聞きに行きたい」ボタンで、履歴書不要のカジュアルな面談から始められること

選考という堅苦しい雰囲気ではなく、まずは企業の雰囲気を知ったり、情報交換をしたりする場として活用できます。そのため、まだ転職意欲が低い「情報収集層」や、副業を探しているエンジニアに最適です。

こんな人におすすめ
  • いますぐの転職は考えていないが、面白そうな企業があれば話を聞いてみたい
  • 待遇面よりも、企業のビジョンやカルチャーへの共感を重視したい
  • 転職だけでなく、副業探しや人脈形成にも興味がある
サービス概要
サービス名Wantedly(ウォンテッドリー)
運営会社ウォンテッドリー株式会社
スカウトのタイプダイレクトスカウト
求人の閲覧SNS型
エージェント機能なし
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://www.wantedly.com/

リクルートダイレクトスカウト|求人数・ヘッドハンター数が豊富

リクルートダイレクトスカウト

公式サイト:https://directscout.recruit.co.jp/

全体の求人数106,693件
年収700万円以上の求人数64,708件
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
リクルートダイレクトスカウトの特徴
  • 転職大手リクルートが運営するハイクラス向けスカウトサービス
  • 業界最大級のヘッドハンターが、非公開求人を提案
  • SIer出身者や業務系エンジニア向けの求人が特に豊富

リクルートダイレクトスカウトは、転職大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのスカウトサービスです。

総求人数10万件以上と、その求人数の多さが一番の魅力。特に、システムエンジニアとプロジェクト管理の求人を合わせると約4万件にも及び、SIerや事業会社で経験を積んできたエンジニアに最適です。

匿名のレジュメを登録しておくだけで、経歴に興味を持った様々な業界のヘッドハンターから、一般には出回らない非公開求人のスカウトが届きます。

幅広い選択肢の中から、自身のキャリアに合う求人を効率的に見つけたい人におすすめです。

こんな人におすすめ
  • 自身の経歴で、どのようなスカウトが届くか試してみたい
  • Web系だけでなく、SIerや事業会社の求人も幅広く検討したい
  • 信頼できるヘッドハンターに、キャリアの相談に乗ってもらいたい
サービス概要
サービス名リクルートダイレクトスカウト
運営会社株式会社インディードリクルートパートナーズ
スカウトのタイプヘッドハンター経由ダイレクトスカウト
求人の閲覧可能
エージェント機能なし ※ヘッドハンターがサポート
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://directscout.recruit.co.jp/

AMBI(アンビ)|若手ハイキャリアのスカウト転職

公式サイト:AMBI

全体の求人数68,808件
年収700万円以上の求人数18,444件
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
AMBIの特徴
  • 20代〜30代前半の若手ハイキャリア層に特化
  • 自身の「合格可能性」がわかる独自の診断機能
  • 大手企業や優良ベンチャーからのポテンシャル採用スカウトが豊富

AMBI(アンビ)は、エン・ジャパンが運営する、20代〜30代前半の若手ハイキャリア層に特化したスカウトサービスです。

エンジニア向けの求人数は68,808件と豊富で、そのうち年収700万円以上の求人は18,444件(※2025年12月時点)にものぼります。

一番の魅力は、自身の経歴やスキルで、各求人にどのくらいの「合格可能性」があるかを診断してくれる独自の機能。挑戦したい求人に対して、自身の現在地を客観的に把握できます。

大手IT企業やコンサルティングファームからのスカウトが中心で、将来性(ポテンシャル)を評価したスカウトも多いため、20代で早期にキャリアアップを目指したい人におすすめです。

こんな人におすすめ
  • 20代〜30代前半で、年収700万円以上を目指したい
  • 自身の市場価値や、興味のある企業への合格可能性を知りたい
  • スキルだけでなく、これからの成長性(ポテンシャル)も評価してほしい
サービス概要
サービス名AMBI(アンビ)
運営会社エン・ジャパン株式会社
スカウトのタイプダイレクトスカウトヘッドハンター経由
求人の閲覧可能
エージェント機能なし
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://en-ambi.com/

社内SE転職ナビ|働き方を改善したいSE向け

公式サイト:社内SE転職ナビ

全体の求人数7,691件
年収700万円以上の求人数5,771件
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
社内SE転職ナビの特徴
  • 社内SE・情報システムの求人のみに特化した専門性
  • 転職後の定着率96.5%という高いマッチング精度
  • 企業のリアルな内情がわかる「ストーリー機能」

社内SE転職ナビは、その名の通り社内SEへの転職に特化した、専門性の高い転職エージェント兼スカウトサービスです。

保有求人数は7,691件(※2025年12月時点)あり、客先常駐ではなく、事業会社で腰を据えて働きたいエンジニア向けの求人のみを扱っています。

最大の強みは、社内SEの業務やキャリアを熟知したプロによる、本質的なマッチングサポート

求人票だけでは見えない会社のリアルな情報を提供してくれるため、入社後の定着率は96.5%という高い数字を誇ります。無理に転職を勧めることもなく、現状のヒアリングからじっくり向き合ってくれます。

こんな人におすすめ
  • 客先常駐(SIerなど)から、腰を据えて働ける事業会社の社内SEを目指したい
  • ワークライフバランスを重視し、働き方を改善したい
  • 専門性の高いアドバイザーに、キャリアの悩みをじっくり相談したい
サービス概要
サービス名社内SE転職ナビ
運営会社アイムファクトリー株式会社
スカウトのタイプダイレクトスカウトヘッドハンター経由
求人の閲覧可能
エージェント機能あり
対応地域全国(特に首都圏、関西圏に強い)
料金完全無料
公式サイトhttps://se-navi.jp/

YOUTRUST(ユートラスト)|副業・兼業から始められるSNS

公式サイト:YOUTRUST

全体の求人数1,637件
年収700万円以上の求人数非公開
※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数
YOUTRUSTの特徴
  • 友人や「友人の友人」から声がかかる、信頼性の高いキャリアSNS
  • 転職だけでなく、副業・業務委託の案件も豊富
  • 約500のコミュニティで、社外の同業者と交流できる

YOUTRUSTは、20〜30代を中心に40万人以上が利用する、「信頼でつながる、日本のキャリアSNS」です。

公開されている求人の数は約1,637件(※2025年12月時点)で、スタートアップやWeb系の企業からの案件が中心となっています。

一番の魅力は、Facebookの友人関係などをベースにしているため、全く知らない人からではなく、友人や「友人の友人」といった信頼できる繋がりから声がかかること。リファラル採用に近い形で、安心してコミュニケーションを取れます。

転職だけでなく、副業や業務委託案件も豊富なのが大きな特徴。「#気軽にカジュ面」「#お試し副業可」といったハッシュタグもあり、「まずは話を聞いてみたい」という温度感で利用できるため、今すぐの転職を考えていない層にもおすすめです。

こんな人におすすめ
  • 転職意欲は低いが、副業や新しい繋がりには興味がある
  • 全く知らない人からのスカウトには、少し抵抗がある
  • スタートアップ界隈の優秀なエンジニアと繋がりたい
サービス概要
サービス名YOUTRUST
運営会社株式会社YOUTRUST
スカウトのタイプダイレクトスカウト
求人の閲覧可能
エージェント機能なし
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://lp.youtrust.jp/

Offers(オファーズ)|副業から始める「お試し転職」

公式サイト:Offers

全体の求人数5,712件
年収700万円以上の求人数非公開

※2025年12月時点のエンジニア向け公開求人数

Offersの特徴
  • 副業・複業のマッチングに特化している
  • 副業から始めて正社員を目指せる「お試し転職」が可能
  • 時給5,000円以上(年収960万円相当)の高単価案件が豊富

Offers(オファーズ)は、副業をしたいエンジニアと企業をつなぐ、副業・複業特化型のマッチングサービスです。

総求人数は約5,700件(※2025年12月時点)。そのうち、公開されている案件の5割以上が時給5,000円以上と、高単価なハイクラス案件が中心です。

一番の魅力は、まずは副業としてプロジェクトに参画し、相性が良ければ正社員へと切り替える「お試し転職」ができること

入社後のミスマッチを限りなく減らすことができます。フルリモート案件も多いため、場所に縛られずスキルや収入を向上させたいエンジニアにおすすめです。

こんな人におすすめ
  • 本業のかたわら、副業でスキルや収入を向上させたい
  • 転職に失敗したくないので、まずは副業で企業の雰囲気や相性を確かめたい
  • フルリモートで、場所に縛られずに働きたい
サービス概要
サービス名Offers(オファーズ)
運営会社株式会社overflow
スカウトのタイプダイレクトスカウト
求人の閲覧可能
エージェント機能なし
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://offers.jp/

【目的別】エンジニアスカウトサービスの選び方

数あるスカウトサービスの中から、自身の目的やキャリアプランに最適な一社を見つけるための「3つの選び方」を解説します。

この軸に沿って選ぶことで、登録後のミスマッチや「思っていたのと違う」という失敗を根本から防ぐことができます。

選び方こんなエンジニアにおすすめ
技術評価の仕組みで選ぶモダンな技術環境で働きたい、自分のコードを正当に評価されたい人
ハイクラス求人の質で選ぶ      年収700万円以上を目指したい、管理職・テックリードになりたい人
カジュアルさ・柔軟性で選ぶ    まずは副業から試したい、フルリモートで働きたい、企業の雰囲気を知りたい人

自身のキャリアで何を最も重視するかによって、選ぶべきサービスは大きく異なります。

選び方①:技術評価の仕組み(GitHub連携など)で選ぶ

自身のスキルを客観的に評価されたいなら、「GitHub連携」や「スキルテスト」といった機能を持つサービスを選びましょう。

これらの機能は、経歴書だけでは伝わらないコードの質や学習履歴を客観的に評価してくれるため、技術力を正しく伝えたいエンジニアに最適です。

サービス名特徴
Findy  GitHub連携で技術力を「偏差値」として可視化
paiza転職      プログラミングテストの結果で書類選考をパスできる
LAPRAS SNSや技術ブログでのアウトプットを自動で分析
Forkwellこだわりの技術スタックでマッチングできる

上記サービスは、経歴書だけでは伝わりにくい実際のコードやアウトプットを評価してくれます。

技術力を正当に評価されたいエンジニアにとって、最適な選択肢といえるでしょう。

選び方②:ハイクラス求人(年収700万〜)の質で選ぶ

年収700万円以上や管理職を目指すなら、「ハイクラス特化」を掲げているか、「ヘッドハンター」が介在するサービスを選びましょう。

重要なポジションは非公開で募集されることも多いため、専門性の高いサービスを選ぶことが、好条件の求人に出会うための近道です。

サービス名     特徴
レバテックダイレクト  質の高い面談確約スカウトで着実な年収UPが狙える
ビズリーチ     年収1,000万円超えの求人が多数。ヘッドハンターからも声がかかる
doda X ヘッドハンティングと求人紹介の両方が受けられるハイブリッド型

年収が高い重要ポジションは、一般に公開されず非公開で募集されることも少なくありません。

こうしたサービスを活用することで、優良な非公開求人に出会える可能性が高まります。

選び方③:カジュアル面談の有無・副業案件の多さで選ぶ

今すぐの転職を考えていないなら、「カジュアル面談」が活発で、「副業案件」も探せるサービスを選びましょう。

働き方の自由度や企業との相性を重視する場合、選考前に気軽に情報交換できるかが重要です。

サービス名     特徴
Green  IT/Web業界の求人数が多く、企業の雰囲気がわかりやすい
Wantedly       「共感」を軸に、カジュアル面談から気軽に始められる
YOUTRUST友人・知人の繋がりを活かした信頼性の高いマッチング
Offers 副業や複業のマッチングに特化している

「すぐに転職」という温度感でなくても、気軽に情報収集を始められるのがこれらのサービス群の強みです。

まずは自身の市場価値を測ったり、面白い企業を探したりする第一歩として最適です。

スカウトサービスを利用して転職する3つのメリット

スカウトサービスは、忙しいエンジニアにとって多くのメリットがあります。

自分から求人を探す必要がなく、効率的に転職活動が進む「待ちのスタイル」で、主に3つの利点があります。

スカウトサービスを利用するメリット
  • 忙しくても「待つだけ」で優良企業のオファーが届く
  • 客観的な市場価値や適正年収が把握できる
  • いきなり面接ではなく「カジュアル面談」から始められる

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

メリット①:忙しくても「待つだけ」で優良企業のオファーが届く

開発業務で忙しいエンジニアでも、スカウトサービスなら無理なく転職活動を進められます。一度プロフィールを充実させておけば、あとは待つだけで企業側から選考の機会が舞い込みます。

自分では検索しきれなかった「隠れ優良企業」や、急募のポジションに出会える確率も高いです。

スキマ時間にアプリの通知を確認するだけで済むため、現職に負担をかけずに情報収集できるのが大きな魅力です。

メリット②:客観的な市場価値や適正年収が把握できる

複数の企業からスカウトをもらうことで、「自身のスキルが社外でいくらで評価されるか」が明確になります。

今の会社での評価が思うように高くなくても、スカウト市場では高く評価されるケースも少なくありません。

特に、使用技術が市場のトレンドに合致している場合などに起こり得ます。

届いたオファー内容は、自信を取り戻すきっかけや、現職への給与交渉の材料としても活用できます。

メリット③:いきなり面接ではなく「カジュアル面談」から始められる

スカウト経由の多くは、「まずは一度、話してみませんか?」という温度感の招待から始まります。

選考のハードルが低く、現場のエンジニアやCTOと直接話せる機会も多いため、開発環境やチームの雰囲気を事前に確認できるのがメリット。正式な「応募」ではないため、興味本位で話を聞くだけでも問題ありません。

この心理的なハードルの低さが、新たなキャリアの選択肢を広げてくれます。

エンジニア向けスカウトサービスのデメリット

便利なスカウトサービスですが、もちろんデメリットも存在します。

事前に注意点を理解しておくことで、より効果的にサービスを活用できます。

主なデメリットは以下の3つです。

それぞれの詳細と対策を、以下で詳しく見ていきましょう。

デメリット①:経歴・スキルによってはスカウトが届かない

スカウトサービスは「待ち」の姿勢が基本です。そのため、市場での需要が低いスキルセットの場合、オファーがなかなか来ない可能性もあります。

特に、実務経験が浅い場合や、年齢に見合ったスキルがない場合、登録しても反応が薄いことがあるのが現実。

その場合は、受け身のスカウトだけに頼らず、エージェント機能もある「レバテックキャリア」のような転職サービスを併用し、応募できる求人を紹介してもらうのがおすすめです。

デメリット②:「ばら撒きスカウト」が届き、重要な通知が埋もれる

残念ながら、テンプレート文面で「誰でもいいから応募してほしい」という質の低いスカウトも存在します。

こうした「ばら撒きスカウト」が多く届くと、本当に重要なオファーを見逃す原因にもなりかねません。

見極めるポイントは、「自身の経歴に具体的に言及しているか」「なぜスカウトしたのかが明確か」の2点です。

本気度の高いスカウトほど、テンプレートではない個別のメッセージが書かれています。

良いスカウト(本気) 悪いスカウト(ばら撒き)
・経歴やスキルに具体的に言及している
・なぜスカウトしたかの理由が明確   
・企業の事業内容や課題が書かれている
・誰にでも当てはまる定型文
・「あなたの経験に興味を持ちました」と曖昧
・求人情報へのリンクだけが貼られている

このように、少し注意して読めば、本気度の高いスカウトは簡単に見分けられます。明らかに希望条件と合わないオファーは、即座にブロックやフィルタリング設定をしましょう。

デメリット③:急ぎの転職には向かないケースがある

企業からのコンタクトを待つ仕組みのため、自分が転職したいタイミングで、理想のオファーが来るとは限りません。

「来月までに退職したい」といった緊急度が高い転職活動には、不向きな場合があります。その場合は、自分から求人を探したり、転職エージェントに相談する方がスピーディーです。

スカウトサービスは、あくまで「中長期的なキャリア形成」や「良い縁があれば」というスタンスで使うのが賢い活用法といえるでしょう。

関連記事:転職エージェント エンジニア

【スカウトの小ワザ】好条件オファーを引き寄せるプロフィールの書き方

年収アップを狙うなら、単なる「スキルの羅列」ではなく、採用担当者に「自社で活躍するイメージ」を持たせる必要があります。

「言われたものを作れる人」から「技術で事業に貢献できる人」へと見せ方を変える3つのポイントを解説します。

NGな書き方  OKな書き方
・スキルの羅列(Java, Spring Boot...)
・個人の実績のみ(〇〇を開発しました)
・意欲が曖昧(何でもやります)
・課題解決のエピソード(Javaを使い、〇〇を××改善)
・チームへの貢献(レビュー文化を導入し、生産性UP)
・希望が明確(新規開発に携わりたい)

この3点を意識するだけで、届くスカウトの質は大きく変わります。

それぞれのコツについて詳しく解説していきます。

コツ①:「使用技術」だけでなく「どのような課題をどう解決したか」を書く

「Javaでの開発経験あり」だけでは、他のエンジニアに埋もれてしまいます。大切なのは、その技術を使って「何を成し遂げたか」です。

例えば、「処理速度が遅いという課題に対し、クエリ改善で表示速度を2秒短縮した」のように、背景・行動・結果をセットで書きましょう。

技術はあくまで手段であり、どのような工夫で現場の問題を解決したかという「エピソード」が評価されます。

小さな改善でも良いので、「数字」を使って成果を示すと、年収600万円の壁を超えやすくなります。

コツ②:コードを書く力以上に「チーム全体の生産性をどう上げたか」を書く

中堅エンジニアに求められるのは、自分一人の開発スピードよりも、チーム全体への貢献です。

「ドキュメントを整備して属人化を解消した」「新人へのコードレビューでバグを未然に防いだ」といった経験は、リーダー候補として評価される強力な武器になります。

GitHub等のリンクがなくても問題ありません。こうした「チーム開発を円滑にする動き」を職務経歴書に書くだけで、届くスカウトの質は確実に変わります。

コツ③:「何でもやります」はNG。「絶対に譲れない条件」を書いてミスマッチを防ぐ

「勉強させていただきます」というスタンスは、時に買い叩かれる原因にもなりかねません。

「モダンな開発環境で経験を活かしたい」「保守運用だけでなく新規開発に関わりたい」など、自身の意志を明確にしましょう。

自身の希望をはっきり書くことで、定型文のばら撒きスカウトを減らし、プロフィールをしっかり読んでくれた企業だけを引き寄せられます。

「自分を安売りしない」という姿勢を見せることが、結果的に好条件のオファーに繋がるのです。

サービス名 特徴 公式サイト
IT・Webエンジニア特化のダイレクトリクルーティングサービス。93%が面談/面接確約のスカウト。 詳細 >
エンジニアの「スキル偏差値」をAIで算出し、適切な求人を提案するIT/Webエンジニア特化型スカウトサービス。 詳細 >
現年収に関わらず、独自のポテンシャル診断により隠れた市場価値を可視化するスカウトサービス。 詳細 >

エンジニア向けスカウトサービスを利用する際の流れ【3ステップ】

スカウト型の転職サイトは、自分から求人を探しに行くスタイルの一般的な転職サイトとは、活動の進め方が少し異なります。

一番の違いは、「待ち」の姿勢が基本であること。

「登録情報の充実」が活動のスタートラインであり、この最初のセットアップさえ済ませれば、あとは待つだけで活動が進んでいきます。

利用の流れは、大きく分けて以下の3ステップです。

3ステップ
  • STEP 1:登録・プロフィール入力
  • STEP 2:スカウト受信・カジュアル面談
  • STEP 3:選考・内定

この3つのステップを理解しておけば、スムーズに活動を進められます。

ステップ①:会員登録と職務経歴書(レジュメ)の入力

まずは会員登録を行い、自身のプロフィールや職務経歴を詳細に入力します。

スカウトサービスにおいて、このプロフィールが自身の「商品カタログ」になります。内容が薄いと、企業からのスカウトは期待できません。

GitHub連携やポートフォリオのURL登録もこの段階で必ず行い、アピール材料を揃えましょう。

また、安心して利用するために、現在の勤務先を非公開にする「企業ブロック設定」も、登録直後のこのタイミングで必ず行いましょう。

ステップ②:スカウト受信・選別とカジュアル面談の調整

プロフィールを充実させると、企業からのスカウトが届き始めます。

その中から、「面接確約」「プラチナスカウト」といった、本気度の高いものを選別していきましょう。

興味がある企業には返信し、まずはオンラインでのカジュアル面談を調整するのが一般的な流れです。カジュアル面談は、お互いのことを知るための情報交換の場として設定されています。

この段階では、まだ明確な志望動機は不要なケースがほとんどです。「まずは気軽に話を聞きに行く」というスタンスで問題ありません。

ステップ③:選考・面接から内定・年収交渉まで

カジュアル面談でお互いに良い印象を持てば、正式な選考(面接)に進みます。企業によっては、技術力を測るためのコーディングテストが実施される場合もあります。

無事に内定が出たら、オファー面談で年収や労働条件の最終確認を行います。

もし自身での条件交渉に不安がある場合は、転職エージェントを併用していると心強い場面です。プロに交渉を代行してもらうことも検討しましょう。

【バレずに転職】スカウト型転職サイトを会社にバレずに使う方法

スカウトサイトは便利な反面、使い方を誤ると現在の勤務先に転職活動が知られてしまうリスクも伴います。

しかし、いくつかの重要なポイントを押さえておけば、リスクを最小限に抑え、安全に活動を進めることが可能です。

ここでは、安全にスカウトサービスを活用するための重要なポイントを解説します。

順番に見ていきましょう。

企業ブロック機能を設定する

スカウト型転職サイトには、登録した企業から自分のプロフィールが見えないようにする「企業ブロック機能」が備わっています。

利用していることがバレないためには、この機能を設定しておくのが必須です。

人事担当者や子会社や関連会社などが、採用するために企業登録している可能性も考えられます。

万全を期すために、現在の勤務先だけでなく、グループ会社や主要な取引先、過去に在籍した企業までブロックリストに追加しておきましょう。

たとえ直接の雇用関係がなくても、思わぬ形で転職活動が漏れるリスクがあるため、未然に防ぐことが重要です。

プロフィールは「個人を特定できない範囲」で具体的に書く

スカウトを呼び込むためには具体的なプロフィールが不可欠ですが、個人が特定されないよう細心の注意を払う必要があります。

会社名は伏せ、勤務先の業界や従業員規模、売上規模、担当プロジェクトの概要などは具体的に記載しても問題ありません。

しかし、プロジェクト名や顧客名など、自分と会社を結びつける具体的な固有名詞の記載は避けるべきです。

また、ポートフォリオを公開する際も、内容から現在の勤務先が推測されないかを確認しておきましょう。

匿名性を保ちつつ、スキルと実績を効果的にアピールするバランスが重要です。

連絡先はスカウト承諾まで非公開に

自分の住所や電話番号といった個人情報は、企業との信頼関係が築けるまで非公開にしておくのが鉄則です。

不必要な連絡を避けるためにも、スカウトを承諾するまでは、個人を特定できる連絡先は絶対に公開しないように設定し、企業とのやり取りはサイト内のメッセージ機能で行いましょう。

多くのスカウトサイトでは、応募やスカウトを承諾するまで連絡先が企業側に開示されない仕組みになっていますが、念のため確認しておいてください。

会社のPCやネットワークは絶対に使わない

転職活動のためにスカウト型転職サイトを利用する際は、会社のPCやスマートフォン、社内ネットワークの利用は絶対に避けてください。

情報セキュリティの観点から従業員のPC利用状況やネットワークログを監視している企業は少なくありません。

社用デバイスや社内ネットワークを利用すれば記録として残る可能性があります。

万が一発覚した場合、就業規則違反となり、最悪の場合には懲戒処分になる可能性もあるでしょう。

転職活動に関する一切の行為は、必ず自宅のネットワークなど、会社の管理が及ばないプライベートな環境で行うことが必須です。

SNSアカウントとの安易な連携は避ける

スカウト型転職サイトの中にはFacebookやXといったSNSアカウントとの連携できるものもあります。

しかし、安易に連携すると身バレのリスクを高めるので避けたほうが良いでしょう。

特にプライベートな情報を発信しているSNSアカウントを連携させてしまうと、そこから自分の個人情報や今の職場が推測され、会社関係者に知られてしまう恐れがあります。

また、企業側も採用活動の一環として候補者のSNSをチェックすることは珍しくありません。

SNSの投稿内容を見て、不採用の判断をされる可能性もあります。念のため、ネガティブな投稿や職務経歴書と矛盾する情報がないかなども確認するようにしましょう。

エンジニアスカウトに関するよくある質問(Q&A)

「スカウトって本当に来るの?」「落ちることもある?」など、登録前に解消しておきたい疑問や不安は多いはずです。

ここでは、よくある質問とその対策を合わせて解説します。

事前に理解しておくことで、安心してスカウトサービスを利用できます。

Q. スカウトされたのに選考で落ちるのはなぜですか?

はい、スカウトされても選考で落ちることはあります。

スカウトには「誰にでも送っているばら撒き型」と「経歴を読んで送られる本気型」の2種類があるからです。

前者の場合、通常の応募と変わらないため、普通に選考で落ちることがあります。

「面接確約」と書かれていないスカウトは、「選考を受ける権利がもらえた」程度に考えるのが健全です。

本気型のスカウトでも、カジュアル面談での受け答えや技術力が企業の期待値と合わなければ、もちろん見送りになります。

スカウトは「内定の約束手形」ではない、と心得ておきましょう。

Q. 登録したのにスカウトが全く来ない時の対処法は?

スカウトが届かない理由は、主に3つ考えられます。

「プロフィールの情報不足」「市場価値と希望条件のズレ」「登録媒体のミスマッチ」です。

まずはプロフィールを80%以上埋め、GitHub連携など、できることは全て行いましょう。

特に、自身の経験を「課題解決のエピソード」として具体的に書くと、企業の目に留まりやすくなります。

それでも来ない場合は、希望年収が高すぎるか、自身のスキルセットに合わない媒体に登録している可能性があります。

Findyのような技術評価型の媒体に切り替えてみるのも有効な手段です。

Q. スカウトメールはすべて返信すべきですか?無視は失礼?

興味のないスカウトを無視しても、ペナルティや悪評がつくことは一切ありません。

すべてに律儀に返信する必要はないので、安心してください。

ただ、「今回は辞退します」と一言返信しておくと、同じ企業から再度、的の外れたスカウトが来るのを防げるというメリットはあります。

もし余裕があれば、テンプレートで良いので「辞退」の旨と、簡単な理由(例:サーバーサイドの求人を探しているため)を伝えておくと、今後のスカウト精度向上に繋がることもあります。

Q. ビズリーチなどの審査に落ちることはありますか?

はい、あります。

特にビズリーチなどのハイクラス向けサービスは、現在の年収や経歴に基づいて登録審査が行われるため、基準に満たない場合は利用できないことがあります。

審査に落ちても、自身の技術力や人格が否定されたわけではありません。

単に「その媒体のメインターゲット層ではなかった」というだけです。

GreenやFindyなど、審査がなくエンジニアのスキルを正当に評価してくれる媒体は他にたくさんあります。

全く気にする必要はないので、自分に合ったサービスを探しましょう。

Q. 会社にバレずに利用することはできますか?

はい、バレずに利用できます。

ほとんどのスカウトサービスには「企業ブロック機能」があり、現在の勤務先やその関連会社を非公開に設定できます。

そのため、社内の人間にプロフィールを見られるリスクは極めて低いです。

登録時に、このブロック設定を必ず行うようにしましょう。名前や連絡先も、企業と個別にやり取りを始めるまでは公開されないため、安心して利用できます。

ただし、SNSで転職活動を公言するなど、サービス外での自身の言動には注意が必要です。

まとめ:エンジニア転職はスカウトサービスを活用して市場価値に見合う転職を

結論として、エンジニアにとってスカウトサービスは、転職の意思が固まっていなくても登録しておくべきツールです。

今の会社での評価が全てではありません。社外からの客観的な評価を知ることで、新たなキャリアの可能性が広がります。

まずはこの記事で紹介した中から、レバテックダイレクトやFindyなど、タイプの異なる2〜3社に登録してみるのがおすすめです。

プロフィールを充実させておけば、あとは待つだけ。それだけで、思いもよらない優良企業との出会いが訪れる可能性があります。

既に転職エージェントなどを使っている方も、スカウト特化型のサービスを利用してみると良いでしょう。

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上場支援、CGコードの体制構築などに長けた、専門性の高い「弁護士」を社外取締役候補としてご紹介。事業成長とガバナンス確保両立に、弁護士を起用したい企業様を支援している。

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