プロジェクトマネージャー転職エージェントおすすめ16選比較！ハイクラス・専門領域で市場価値を最大化する

プロジェクトマネージャー（PM）の転職において、転職エージェントの活用は必須と言えます。

なぜなら、年収1,000万円を超えるような優良案件のほとんどが、一般には出回らない「非公開求人」だからです。転職エージェントを使わなければ、キャリアアップの機会を逃しかねません。

そこで本記事では、PM向け転職エージェント16社を徹底比較。ハイクラス向けから専門領域に強いサービスまで網羅し、キャリアを成功に導く「選び方の軸」を解説します。

この記事を読めば、自身の市場価値を最大化させるための「武器」となる転職エージェントが必ず見つかるでしょう。

プロジェクトマネージャー転職エージェントおすすめ比較ランキング16選【IT・Web業界向け】

プロジェクトマネージャー（PM）の転職成功のカギ、それは、「自分のキャリアフェーズに合ったエージェント選び」です。

「年収1,000万円超のハイクラスを目指すのか」「現場からマネジメントへ挑戦するのか」によって、選ぶべきサービスはガラリと変わります。

ここでは、編集部が厳選したプロジェクトマネージャ－向けおすすめ転職エージェント16社を徹底比較しました。

それぞれの「得意領域」や「年収帯」をチェックして、最適なパートナーを見つけてください。

【プロジェクトマネージャー転職エージェント比較表】
転職エージェント	タイプ	PM求人数	年収1000万円以上の求人数	おすすめの年代層	特徴・強み
レバテックキャリア	IT特化型	6,200件	411件	20代〜40代	元エンジニアの担当者が技術スキルを正当に評価し、年収アップを支援。
ビズリーチIT	スカウト特化型	27,401件	15,511件	30代〜50代	登録して待つだけで市場価値がわかる、ハイクラス特化のスカウト型。
Geekly	IT・Web・ゲーム特化型	5,013件	1,881件	20代〜30代	Web・ゲーム業界の独占案件が多く、マッチング精度の高さでスピード決定。
JACリクルートメント	ハイクラス・総合型	2,501件	1,627件	30代〜50代	外資・大手の管理職求人に強く、企業の内情に精通した担当者が交渉。
エイジレスエージェント	ミドル・シニア特化型	非公開	非公開	40代〜60代	ミドル・シニア層に特化し、年齢を理由に断られない高単価案件を提案。
リクルートエージェントIT	総合型 ※IT部門	5,906件	2,600件	20代〜50代	業界No.1の求人数を誇り、地方や異業種のPM案件まで幅広く網羅。
マイナビ転職 IT AGENT	総合型 ※IT部門	非公開	非公開	20代〜30代	大手企業のパイプが太く、若手・ミドル層への丁寧なサポートが魅力。
リクルートダイレクトスカウト	スカウト特化型	25,453件	8,724件	30代〜50代	匿名レジュメで活動でき、現職にバレずにハイクラス転職が可能。
ウィルオブテック	IT特化型	非公開	非公開	20代〜50代	ITエンジニア専属アドバイザーが徹底的に伴走し、年収交渉を強力サポート。
社内SE転職ナビ	社内SE特化型	734件	473件	20代〜40代	客先常駐からの脱却を目指す人に最適な、社内SE・自社開発特化型。
ASSIGN（アサイン）	若手ハイエンド特化型	1,298件	282件	20代〜30代	AIとプロの視点で価値観を分析し、長期的なキャリア形成を提案。
コトラ（KOTRA）	金融・コンサル業界特化型	2,036件	1,624件	30代〜50代	金融・コンサル業界出身の担当者が、専門性の高いハイクラス案件を支援。
ワークポート	総合型	9,547件	2,937件	20代〜30代	「転職コンシェルジュ」の迅速対応で、PLからPMへのキャリアアップを支援。
doda X	スカウト特化型	5,300件	3,623件	30代〜50代	ヘッドハンティング主体で、希少性の高い戦略ポジションや経営層案件が豊富。
フォースタートアップス	スタートアップ・ベンチャー特化型	非公開	非公開	20代〜30代	スタートアップ・ベンチャー企業のCxO候補やコアメンバー案件に特化。
type転職エージェントIT	IT特化型	1,313件	11件	20代〜40代	首都圏のIT転職に強く、老舗ならではの信頼と独自求人を保有。

レバテックキャリア｜ITエンジニア・PM専門で業界最高水準の知識を持つ

求人数	47,694件
プロジェクトマネージャーの求人数	6,200件
年収別のPM求人数	500万円以上：5,928件 600万円以上：5,786件 700万円以上：5,407件 800万円以上：4,614件 900万円以上：3,607件 1,000万円以上：非公開

レバテックキャリアは、「技術の話が通じる担当者に相談したい」と考えるプロジェクトマネージャーにおすすめの転職エージェントです。

PM求人を6,200件保有し、その多くがWeb・自社開発系の高待遇案件。

最大の魅力は、アドバイザーの圧倒的な専門性。現場の技術やPM業務を深く理解しているため、「新しい技術への挑戦」や「技術的裁量権」といった希望を汲み取り、的確な求人を提案してくれます。

SIerの多重下請け構造から抜け出し、事業の根幹に関わるポジションで活躍したい方に最適です。

サービス概要
サービス名	レバテックキャリア
運営会社	レバテック株式会社
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	なし ※「レバテックダイレクト」にて提供（無料）
対応地域	首都圏、関西、名古屋、福岡
サポート内容	職務経歴書添削、企業別面接対策、技術理解に基づいたキャリア相談、年収交渉
料金	完全無料
公式サイト	https://career.levtech.jp/

関連記事：レバテックキャリアの評判は？利用者の口コミをもとに特徴を解説

ビズリーチIT｜登録するだけで好条件のPMスカウトが届く

求人数	142,244件
プロジェクトマネージャーの求人数	27,401件
年収別のPM求人数	500万円以上：27042件 600万円以上：26877件 700万円以上：26214件 800万円以上：24476件 900万円以上：19757件 1,000万円以上：15511件

ビズリーチITは、「今の会社で働きながら、良い話があれば聞きたい」というスタンスのPMにおすすめのスカウト特化型転職エージェントです。

PM求人は27,401件、そのうち年収1,000万円以上が15,511件を占めており、Web・オープン系のモダンな開発環境で活躍できる求人が中心です。

最大の魅力は、職務経歴書を登録しておくだけで、経営層や採用責任者から直接スカウトが届く点。スカウトには「ストックオプション」や「RSU」といった報酬体系が明記されていることも多く、求人票だけではわからないリアルな条件を知ることができます。

サービス概要
サービス名	ビズリーチIT
運営会社	株式会社ビズリーチ
タイプ	スカウト特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	なし ※ヘッドハンターがサポート
スカウト機能	あり
対応地域	全国
サポート内容	職務経歴書添削、ヘッドハンターとの面談、企業との面接調整
職種別のPM求人数	Web・オープン系PM：23,752件 汎用系PM：2,286件 制御・組み込み系PM：2,747件
料金	基本無料   ※有料プランあり Web決済：5,478円（税込）/30日 App Store決済：5,500円（税込）/30日
公式サイト	https://www.bizreach.jp/

関連記事：ビズリーチの評判・口コミ「最悪・悪質」って本当？登録は審査が必要

Geekly（ギークリー）｜Web・ゲーム業界のPM求人が豊富で決定スピードが早い

求人数	37,940件
プロジェクトマネージャーの求人数	5,013件
年収別のPM求人数	500万円以上：4,993件 600万円以上：4,870件 700万円以上：4,507件 800万円以上：3,855件 900万円以上：2,383件 1,000万円以上：1,881件

Geekly（ギークリー）は、「今の環境をすぐに変えたい」と考える20代〜30代のプロジェクトマネージャーにおすすめの転職エージェントです。

Web系PM求人を5,013件、業務系PM求人を2,822件保有しており、特にWebサービスやゲーム、SaaSといった成長企業の案件が豊富です。

最大の魅力は、PMのキャリアに特化したコンサルタントによるマッチング精度の高さ。スキルだけでなくカルチャーフィットまで考慮した提案で、ミスマッチのないスピーディーな転職を実現します。

平均年収UP額80万円という実績もあり、勢いのある環境で裁量権を持って働きたい方に最適です。

サービス概要
サービス名	Geekly（ギークリー）
運営会社	株式会社ギークリー
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	あり
対応地域	主に首都圏（東京、神奈川、埼玉、千葉）
サポート内容	独占求人紹介、職種特化の書類添削・面接対策、年収診断、年収交渉
職種別のPM求人数	業務系PM：2,822件 Web系PM：5,013件
料金	完全無料
公式サイト	https://www.geekly.co.jp/

関連記事：Geekly（ギークリー）の評判や口コミは本当に悪いの？利用に向いている人についても解説

JACリクルートメント｜年収800万円以上のハイクラスPM転職に強い

求人数	25,871件
プロジェクトマネージャーの求人数	2,501件
年収別のPM求人数	500万円以上：2,482件 600万円以上：2,460件 700万円以上：2,390件 800万円以上：2,244件 900万円以上：1,927件 1,000万円以上：1,627件 1,500万円以上：3,86件 2,000万円以上：130件

JACリクルートメントは、30代後半からのキャリア戦略を考えるPMにおすすめのエージェントです。

IT系職のプロジェクトマネージャー求人を2,501件、年収1,000万円以上のPM求人を1,627件保有するなど、専門職から管理職までハイクラス案件が豊富です。

最大の強みは、企業と求職者を一人のコンサルタントが担当する「両面型」のサポート体制。プロジェクトの課題感はもちろん、「技術的な裁量権」や「経営層との距離感」といった求人票にはないリアルな情報を提供してくれます。

スキルと実績を正当に評価し、キャリアアップを力強く支援してくれるプロフェッショナルです。

サービス概要
サービス名	JACリクルートメント
運営会社	株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント
タイプ	ハイクラス・総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	あり
対応地域	全国・海外
サポート内容	非公開求人紹介、英文レジュメ対策、面接対策、年収交渉
料金	完全無料
公式サイト	https://www.jac-recruitment.jp/

関連記事：JACリクルートメントの評判・口コミ「ばれる・門前払い」は本当？最悪や登録拒否も独自調査で解説

エイジレスエージェント｜40代・50代のPM・PMO求人に特化

求人数	25,000件以上
プロジェクトマネージャーの求人数	非公開
年収別のPM求人数	非公開

エイジレスエージェントは、40代・50代で「年齢の壁」を感じているプロジェクトマネージャーにおすすめの転職エージェントです。

年収1,000万円以上を目指せるPM求人が中心で、年齢を理由に書類で不採用になることがないのが最大の魅力。ベテランの経験を正当に評価してくれるアクセンチュアやデロイトといった大手・コンサルティングファームとの出会いが期待できます。

これまでの豊富な経験を活かし、裁量権の大きい環境で再び輝きたい方に最適なパートナーです。

サービス概要
サービス名	エイジレスエージェント
運営会社	株式会社エイジレス
タイプ	ミドル・シニア特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	なし
対応地域	全国（主に首都圏）
サポート内容	キャリア相談、非公開求人紹介、書類添削、面接対策、年収交渉
料金	完全無料
公式サイト	https://agent.ageless.co.jp/

リクルートエージェントIT｜業界最大級の求人数で選択肢を広げられる

求人数	公開求人：176,978件 非公開求人：58,710件
プロジェクトマネージャーの求人数	公開求人：5,906件 非公開求人：1,513件
年収別のPM求人数	500万円以上：4,976件 600万円以上：4,685件 700万円以上：4,408件 800万円以上：3,503件 900万円以上：3,007件 1,000万円以上：2,600件

リクルートエージェントITは、転職を考え始めたらまず登録しておきたい国内最大級のエージェントです。

公開・非公開を合わせて7,419件のPM求人を保有し、大手SIerから事業会社のDX推進まで、他社にはない多様な選択肢が魅力。

最大の強みは、業界No.1の実績に裏付けられたサポート体制です。膨大な転職成功データに基づき、PMとしての実績を効果的にアピールする書類添削や面接対策を徹底的に支援してくれます。

キャリアの可能性を広げ、失敗しない転職を実現するための心強いパートナーです。

サービス概要
サービス名	リクルートエージェントIT
運営会社	株式会社インディードリクルートパートナーズ
タイプ	総合型 ※IT部門
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	なし ※「リクルートダイレクトスカウト」の利用が必要
対応地域	全国
サポート内容	非公開求人紹介、職務経歴書添削、面接対策、年収交渉
料金	完全無料
公式サイト	https://www.r-agent.com/it_engineer/

マイナビ転職 IT AGENT｜大手ならではの安心感と豊富な非公開求人が魅力

求人数	非公開
プロジェクトマネージャーの求人数	非公開
年収別のPM求人数	非公開

マイナビ転職 IT AGENTは、20代・30代で大手・安定企業への転職を考えるプロジェクトマネージャーにおすすめの転職エージェントです。

大手SIerのプライム案件や事業会社の社内SEといった人気職種の非公開求人が豊富。最大の魅力は、マイナビブランドならではの丁寧で手厚いサポート体制です。

一人ひとりのキャリアプランに寄り添い、初めて管理職に挑戦する場合でも、書類添削から面接対策まで徹底的に支援してくれます。

安定した環境で着実にキャリアを築きたい方にとって最適なサービスとなるでしょう。

サービス概要
サービス名	マイナビ転職 IT AGENT
運営会社	株式会社マイナビ
タイプ	総合型 ※IT部門
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	なし
対応地域	全国
サポート内容	非公開求人紹介、キャリアカウンセリング、書類添削、面接対策、年収交渉
料金	完全無料
公式サイト	https://mynavi-agent.jp/it/

リクルートダイレクトスカウト｜ハイクラス・エグゼクティブ層に特化したスカウト型サービス

求人数	567,001件
プロジェクトマネージャーの求人数	25,453件
年収別のPM求人数	500万円以上：23,548件 600万円以上：21,924件 700万円以上：19,580件 800万円以上：16,186件 900万円以上：12,782件 1,000万円以上：8,724件 1500万円以上：1,678件 2000万円以上：289件

リクルートダイレクトスカウトは、経験豊富なプロジェクトマネージャーにおすすめのスカウト型転職サービスです。

PM求人を25,453件保有し、うち年収1,000万円以上が8,724件と、経営幹部候補や事業責任者クラスのポジションが多数あります。

最大の魅力は、匿名レジュメを登録しておくだけで、優秀なヘッドハンターからスカウトが届く点です。現職に知られることなく、自身の市場価値を確かめながら活動できます。

ヘッドハンターを介して、より裁量権の大きいポジションへの道を切り拓いてくれるサービスです。

サービス概要
サービス名	リクルートダイレクトスカウト
運営会社	株式会社インディードリクルートパートナーズ
タイプ	スカウト特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	なし ※ヘッドハンターがサポート
スカウト機能	あり
対応地域	全国
サポート内容	レジュメ作成支援、ヘッドハンターとのキャリア相談、面接調整、年収交渉
料金	完全無料
公式サイト	https://directscout.recruit.co.jp/

関連記事：リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミ「スカウト来ない・バレる」って本当？仕組みから使い方まで徹底的に解説

ウィルオブテック｜元エンジニア含む2名体制サポートで年収UP率75.5%

求人数	5,754件
プロジェクトマネージャーの求人数	非公開
年収別のPM求人数	非公開

ウィルオブテックは、「年収アップ」と「長期的な活躍」の両方を実現したいプロジェクトマネージャーにおすすめの転職エージェントです。

最大の魅力は、元エンジニアとキャリア専門家による「2名体制」のサポート。技術面を深く理解する元エンジニアがスキルを正当に評価し、キャリアの専門家が市場価値を最大化する戦略を立ててくれます。

AIによる自己分析やコーディングテストも活用し、転職後のミスマッチを徹底的に排除。実際に転職者の97%が長期的に活躍しており、年収UP成功率75.5%という実績がその質を証明しています。

サービス概要
サービス名	ウィルオブテック
運営会社	株式会社ウィルオブ・ワーク
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	なし
対応地域	全国
サポート内容	非公開求人紹介、キャリアプラン相談、AI適性検査、コーディングテスト、年収交渉
料金	完全無料
公式サイト	https://willof.jp/techcareer/

社内SE転職ナビ｜客先常駐を卒業したいPMにおすすめ

求人数	7,756件
プロジェクトマネージャーの求人数	734件
年収別のPM求人数	500万円以上：714件 600万円以上：709件 700万円以上：689件 800万円以上：640件 900万円以上：539件 1,000万円以上：473件 1500万円以上：114件 2000万円以上：33件

社内SE転職ナビは、客先常駐の働き方に疲れ、ワークライフバランスを改善したいプロジェクトマネージャーにおすすめの転職エージェントです。

PM求人を734件保有し、事業会社の情報システム部門やDX推進といった安定したポジションが豊富。

最大の魅力は、社内SEに特化しているからこそ得られる、企業内部のリアルな情報です。求人票だけではわからない「組織風土」や「働きがい」まで深く理解した上で提案してくれるため、入社後のミスマッチを防ぎ、腰を据えて自社事業に貢献できる環境が見つかります。

サービス概要
サービス名	社内SE転職ナビ
運営会社	アイムファクトリー株式会社
タイプ	社内SE特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	あり
対応地域	全国
サポート内容	非公開求人紹介、キャリア相談、書類添削、面接対策、面接日程調整
料金	完全無料
公式サイト	https://se-navi.jp/

ASSIGN（アサイン）｜20代・30代ハイエンド層のキャリア形成を支援

求人数	10,079件
プロジェクトマネージャーの求人数	1,298件
年収別のPM求人数	500万円以上：1102件 600万円以上：812件 700万円以上：589件 800万円以上：376件 900万円以上：317件 1000万円以上：282件

ASSIGN（アサイン）は、「今のキャリアのままでいいのか」と考える20代・30代の若手ハイエンド層におすすめの転職エージェントです。

PM求人を1,298件保有し、コンサルティングファームや大手事業会社のDX推進といった、若いうちから裁量権を持って働けるポジションが豊富です。

最大の魅力は、初回面談で提示される「オーダーメイド」のキャリア戦略資料。プロの視点で価値観や経歴を深く分析し、一人ひとりに最適なキャリアパスを可視化してくれます。

「技術的な挑戦」や「経営層との近さ」を重視する方に最適なパートナーです。

サービス概要
サービス名	ASSIGN
運営会社	株式会社アサイン
タイプ	若手ハイエンド特化型（総合）
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	あり
対応地域	首都圏中心
料金	完全無料
公式サイト	https://assign-inc.com/agent/

関連記事：アサイン（ASSIGN）の評判・口コミ「やばい」は本当？エージェントや求人の詳細を徹底解説

コトラ（KOTRA）｜金融・コンサル業界のITプロジェクト案件に強い

求人数	33,784件
プロジェクトマネージャーの求人数	2,036件
年収別のPM求人数	800～1000万円：1430件 1000～1200万円：903件 1200～1400万円：430件 1400～1600万円：217件 1600～1800万円：53件 1800～2000万円：21件

コトラ（KOTORA）は、金融業界やコンサルティングファームへの転職を考えるプロジェクトマネージャーにおすすめの転職エージェントです。

システム開発のPM求人を2,036件保有し、その半数以上が年収1,000万円超。メガバンクのDX推進や大手コンサルのPMOといった専門性が求められる高待遇案件が豊富です。

最大の魅力は、業界出身コンサルタントによる専門的なサポート。業務知識を前提に話が進むため、自身のスキルを深く理解した上で最適なキャリアを提案してくれます。

経験を活かし、大規模で社会貢献性の高いプロジェクトに挑戦したい方に最適です。

サービス概要
サービス名	コトラ（KOTRA）
運営会社	株式会社コトラ
タイプ	金融・コンサル業界特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	あり
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.kotora.jp/

関連記事：コトラ（KOTORA）の評判・口コミ「やばい・金融に強い」は本当？特徴や活用のコツを徹底解説

ワークポート｜PLからPMへのキャリアアップもしっかりバックアップ

求人数	128,837件
プロジェクトマネージャーの求人数	9,547件
年収別のPM求人数	500万円以上：9409件 700万円以上：7479件 1000万円以上：2937件

ワークポートは、幅広いキャリアパスを検討したいプロジェクトマネージャーにおすすめの転職エージェントです。

PM求人を9,547件保有し、SIerなどの受託開発（5,832件）から事業会社の自社開発（3,204件）まで、多様な選択肢が魅力。最大の強みは、「転職コンシェルジュ」によるスピーディーで手厚いサポート体制です。

書類では伝えきれない強みを「推薦状」としてまとめてくれるため、書類選ా考通過率の向上が期待できます。

面接の日程調整から条件交渉まで全て代行してくれるので、多忙な方でも安心して転職活動を進められます。

サービス概要
サービス名	ワークポート
運営会社	株式会社ワークポート
タイプ	総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	なし
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.workport.co.jp/

doda X（デューダエックス）｜希少性の高いハイクラス求人と出会える

求人数	65,915件
プロジェクトマネージャーの求人数	5,300件
年収別のPM求人数	600万円以上：5,299件 700万円以上：5,240件 800万円以上：5,152件 900万円以上：4,540件 1,000万円以上：3,623件

doda Xは、年収アップを最優先に考える経験豊富なプロジェクトマネージャーにおすすめのスカウトサービスです。

PM求人を5,300件保有し、年収1,000万円以上の求人が3,623件と、事業責任者クラスの希少なポジションが多数。

最大の魅力は、「スカウトを待つ」だけでなく「自ら攻める」こともできる点です。国内最大級約7,300名のヘッドハンターからのスカウトを待ちつつ、自身でも求人を検索して応募可能。

経営層に近いポジションで事業を動かしたいという強い意志を持つ方に最適な転職サービスです。

サービス概要
サービス名	doda X
運営会社	パーソルキャリア株式会社
タイプ	スカウト特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	なし ※ヘッドハンターがサポート
スカウト機能	あり
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://doda-x.jp/

関連記事：doda X（デューダX）の評判・口コミ「悪い・バレる」って本当？特徴や向いてる人を網羅的に解説

フォースタートアップス｜成長企業のコアメンバーを目指せる

求人数	非公開
プロジェクトマネージャーの求人数	非公開
年収別のPM求人数	非公開

フォースタートアップスは、急成長中のスタートアップで事業の中核を担いたいプロジェクトマネージャーにおすすめの転職エージェントです。

CPO（最高プロダクト責任者）やVPoEといった、プロダクト開発の意思決定に関わる経営幹部ポジションが豊富。

最大の魅力は、2万社のデータを保有する「STARTUP DB」と、トップ投資家との連携を活かした「投資家目線」での企業選定です。事業の成長戦略やカルチャーフィットまで見据えた高精度なマッチングが期待できます。

年収だけでなくストックオプションも含めた報酬体系で、大きな裁量権を持って働きたい方に最適です。

サービス概要
サービス名	フォースタートアップス
運営会社	フォースタートアップス株式会社
タイプ	スタートアップ・ベンチャー特化型
求人の閲覧	不可 ※登録後に直接ご紹介
エージェント機能	あり
スカウト機能	なし
対応地域	首都圏中心
料金	完全無料
公式サイト	https://www.forstartups.com/services/human-capital

type転職エージェントIT｜一都三県のIT転職で長年の実績がある

求人数	公開求人：8,859件 非公開求人：29,987件
プロジェクトマネージャーの求人数	公開求人：1,313件 非公開求人：5,707件
年収別のPM求人数	500万円以上：844件 600万円以上：439件 700万円以上：243件 800万円以上：104件 900万円以上：41件 1,000万円以上：11件

type転職エージェントITは、首都圏で腰を据えて働きたいと考えるプロジェクトマネージャーにおすすめの転職エージェントです。

公開・非公開合わせて7,010件のPM求人を保有し、独自の非公開案件が豊富。最大の魅力は、25年以上の実績に裏付けられた高いマッチング精度です。

企業のカルチャーやプロジェクトの雰囲気まで把握した提案により、転職後の定着率は98.1%を誇ります。じっくりと相談しながら、スキルだけでなくカルチャー面でもフィットする、納得感のある転職を実現してくれるでしょう。

サービス概要
サービス名	type転職エージェントIT
運営会社	株式会社キャリアデザインセンター
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	なし
対応地域	一都三県（東京・神奈川・千葉・埼玉）
料金	完全無料
公式サイト	https://type.career-agent.jp/service/it.html

プロジェクトマネージャー転職でエージェントを利用するメリット・デメリット

転職エージェントの利用は、多忙なプロジェクトマネージャーにとって非常に有効な手段ですが、メリットだけでなくデメリットも存在します。

ここでは、エージェント利用のメリット・デメリットを整理し、自己応募ではなくエージェントを使うべき理由を解説します。

時間対効果を正しく理解し、賢く活用しましょう。

【転職エージェント利用のメリット・デメリット】

メリット	デメリット
・非公開のハイクラス求人に出会える ・企業のリアルな内情を知れる ・書類添削や面接対策が受けられる ・面倒な日程調整などを任せられる ・年収交渉をプロに代行してもらえる	・担当者との相性が合わないことがある ・希望と異なる求人を提案されることがある ・自分のペースで進めにくい場合がある ・担当者からの連絡がしつこい場合がある ・応募を急かされることがある

メリット、デメリットについてそれぞれ解説していきます。

【メリット】無料で手厚いサポートを受け、有利に転職活動を進められる

転職エージェントを利用する最大のメリットは、キャリアアップに直結する手厚いサポートを無料で受けられる点です。

企業の経営戦略に関わる重要なPMポジションは、機密性が高く、応募が殺到するのを避けるために非公開で募集されることがほとんどです。

そのため、転職エージェントに登録しなければ、そもそも優良な求人の存在自体を知ること自体難しいのが実情です。

また、転職エージェントは独自に企業の内部情報（残業時間や組織風土、前任者の離職理由など）を把握しています。

求人票だけではわからないリアルな情報を事前に得ることで、入社後のミスマッチを限りなく減らすことが可能です。

面倒な年収交渉や面接の日程調整も全て代行してくれるため、現職が忙しい方でも本業に集中しながら、有利に転職活動を進められます。

【デメリット】自分のペースを乱され、ミスマッチが起こる可能性もある

便利な転職エージェントですが、担当者とのコミュニケーション次第では、自分のペースを乱される可能性もあります。

特に担当者には売上ノルマがあるため、内定が出やすい案件や不人気な求人を優先的に勧められるケースもゼロではありません。

もし自身のキャリアプランや「譲れない条件」を明確に伝えていないと、話に流されてしまい、納得感の低いミスマッチな転職につながる危険性があります。

対策としては、初回面談で希望条件を具体的に伝え、「なぜその求人を勧めるのか」の根拠を必ず確認すること。

もし担当者との相性が悪いと感じた場合は、時間を無駄にしないためにも、遠慮なく変更を申し出ましょう。

プロジェクトマネージャー向け｜転職エージェントの選び方3選

プロジェクトマネージャーの転職は、自身の市場価値を正しく評価し、キャリアプランに合った提案をしてくれる「転職エージェント選び」がすべてです。

PMの業務範囲は広く、求められるスキルも多様なため、転職エージェントの専門性とマッチング精度が結果を大きく左右します。

ここでは、数多くの選択肢の中から後悔しないエージェントを選ぶための、具体的な3つの基準を解説します。

それぞれの選び方について詳しく解説します。

選び方1：PM求人数の多さで選ぶ

まずは、選択肢の母数を確保するために、プロジェクトマネージャー（PM）の求人数が多い転職エージェントに登録するのがおすすめです。

求人数が多ければ多いほど、まだ世に出ていない優良な非公開求人や、自身の経験に完全にマッチする案件に出会える可能性が高まります。

本記事で紹介している転職エージェントのPM求人数は以下の通りです。まずは求人数の多い転職エージェントに登録し、どのような案件があるのか市場の全体像を掴むことから始めると良いでしょう。

【PM求人数の転職エージェント比較】

転職エージェント	PM求人数
ビズリーチIT	27,401件
リクルートダイレクトスカウト	25,453件
ワークポート	9,547件
レバテックキャリア	6,200件
リクルートエージェントIT	5,906件
doda X	5,300件
Geekly	5,013件
JACリクルートメント	2,501件
コトラ	2,036件
type転職エージェントIT	1,313件
ASSIGN	1,298件
社内SE転職ナビ	734件
マイナビ転職 IT AGENT	非公開
エイジレスエージェント	非公開
ウィルオブテック	非公開
フォースタートアップス	非公開

IT系職種でのプロジェクトマネージャー求人数では、ビズリーチITとリクルートダイレクトスカウトが2万件を超えており、群を抜いています。

まずはこの2社に登録して、どのような求人があるか市場の全体像を掴むのがおすすめです。

一方で、JACリクルートメントやエイジレスエージェントのようなハイクラス層に特化した転職エージェントは、意図的に公開求人数を絞っている傾向があります。

経営層に近いポジションなど、機密性の高い求人は非公開で扱われることがほとんどです。こうしたサービスは登録後の面談を通じて、より個人の経歴にマッチした希少な案件を提案してくれるのが特徴です。

選び方2：扱っているPM求人の種類（SIer・自社・コンサル）で選ぶ

プロジェクトマネージャーのキャリアは多岐にわたるため、自身が目指す業界に強みを持つ転職エージェントを選ぶことが非常に重要です。

なぜなら、エージェントによって得意な業界は明確に分かれており、保有する求人の質や専門知識が全く異なるからです。

技術志向上ならWeb系、マネジメントを極めたいならコンサル系に強いエージェントを選ぶなど、自身のキャリアパスに合わせて選択しましょう。

自身のキャリアパスに合わせて、以下の表を参考に転職エージェントを選んでみてください。

目指すキャリア（業界）	おすすめの転職エージェント例
SIer・安定企業	・type転職エージェントIT ・マイナビ転職 IT AGENT
Web・自社開発	・レバテックキャリア ・Geekly
コンサル・ハイクラス	・JACリクルートメント ・コトラ

「とりあえず大手だから」という理由で転職エージェントへ登録する前に、公式サイトなどで求人の傾向を確認することが、ミスマッチを防ぐ第一歩です。

選び方3：スカウト機能の有無で選ぶ

現職が忙しい方や、自身の市場価値を客観的に知りたい方には、スカウト機能のある転職サービスがおすすめです。

職務経歴書を登録しておくだけで、スキルや経験に興味を持った企業やヘッドハンターから直接スカウトが届きます。

自分では探せなかった優良企業から声がかかる可能性がありますし、提示される年収やポジションから、客観的な市場価値を測る指標にもなります。

本記事で紹介しているスカウト対応サービスと、届くスカウトの傾向は以下の通りです。

転職エージェント	届くスカウトの傾向（PM向け）
ビズリーチIT	経営層・事業責任者クラスのハイクラス案件
リクルートダイレクトスカウト	ヘッドハンター経由の希少な非公開案件
doda X	経営戦略に関わる、高年収の戦略的ポジション
JACリクルートメント	外資系・グローバル企業の管理職ポジション
コトラ	金融・コンサル業界の専門性が高い案件
Geekly	Webサービス・SaaSなど成長企業の独占案件

特にビズリーチITやリクルートダイレクトスカウト、doda Xは、ハイクラス向けのスカウトが豊富に届く代表的なサービスです。

受け身の姿勢でも効率的に質の高い情報を得たい場合、これらのサービスの活用がおすすめです。

プロジェクトマネージャーが転職エージェントを最大限活用する4つのコツ

転職エージェントは、ただ登録して待っているだけでは真価を発揮しません。

多忙なプロジェクトマネージャーだからこそ、エージェントを「優秀なビジネスパートナー」として能動的に活用する意識が、転職成功率を大きく引き上げます。

ここでは、実践すべき4つのコツを紹介します。

コツ1：プロジェクト実績は「数値」と「役割」で具体的に伝える

キャリアアドバイザーとの面談では、「PM経験があります」というだけでは不十分です。

担当したプロジェクトについて、具体的な「数値」を用いて解像度高く伝えることが重要です。

トラブルシューティングの経験や、導入したマネジメント手法なども強力なアピール材料になります。

正確な情報をアドバイザーに渡すことで、企業への推薦文の質が向上し、より経歴にマッチした求人提案につながります。

コツ2：転職意欲が高いことをアピールし、優先対応してもらう

キャリアアドバイザーには、転職意欲が高いことを明確にアピールしましょう。

アドバイザーは多くの登録者を担当しており、転職の可能性が高い人を優先的にサポートする傾向があるからです。

「良い案件があればすぐにでも選考に進みたい」と伝えることで、意欲が高いと判断され、好条件の非公開求人などを優先的に紹介してもらいやすくなります。

定期的に連絡を取ったり、マイページの最終ログイン日時を更新したりといった小さなアクションも、意欲を示すサインとして有効です。

コツ3：担当者が合わない場合は遠慮なく変更を申し出る

担当者との相性が良くないと感じたら、遠慮なく変更を申し出ましょう。PMの転職は専門性が高いため、担当アドバイザーの力量に結果が大きく左右されます。

「話が噛み合わない」「技術的な理解が浅い」「レスポンスが遅い」と感じたまま活動を続けるのは、時間の無駄になりかねません。

変更を依頼する際は、「他の方のご意見もお伺いしたいのですが」と伝えれば、角を立てずにスムーズに手続きしてもらえます。

自身のキャリアを守るためにも、合わない担当者に気を遣う必要は全くありません。

コツ4：企業の「内情」や「離職率」はしつこく確認する

入社後のミスマッチを防ぐため、企業の「内情」については遠慮なく踏み込んで確認しましょう。

求人票には載っていない「リアルな情報」を引き出せるのが、転職エージェントを利用する最大のメリットです。

「使い潰される」といった転職の失敗を避けるため、以下のような点について具体的に質問することが重要になります。

もしアドバイザーがこうした質問に対して明確に答えられない、あるいははぐらかすような場合は、その転職エージェントの企業理解度が低い可能性があります。

聞きにくいことであっても、誠実に情報を提供してくれる転職エージェントこそが、本当に信頼できるパートナーと言えるでしょう。

転職エージェントを利用する流れ【登録から内定まで】

転職エージェントを使いこなすには、基本的なフローを理解しておくことが大切です。

特にPMの転職では、職務経歴書と面談の質が結果を大きく左右します。以下の5つのステップで、効率的に転職活動を進めていきましょう。

ステップ1：Webサイトから登録・プロフィール入力

まずは利用したい転職エージェントの公式サイトから、基本情報と職務経歴の概要を入力して登録します。登録は1〜5分程度で完了することがほとんどです。

スカウト型のサービスの場合は、この時点での入力内容がスカウトの質に直結するため、なるべく詳細に記載しましょう。

正確な情報を入力することが、アドバイザーとの信頼関係を築く第一歩になります。

ステップ2：担当アドバイザーとの面談（キャリアの棚卸し）

登録後、担当アドバイザーから連絡があり、面談の日程を調整します。

面談は対面またはWebで行われ、これまでの経歴や転職理由、希望条件などを伝えます。

ここで重要なのは、PMとしての実績を「数値」で具体的に伝えること。

規模、予算、メンバー数、自身の役割などを明確に共有することで、マッチングの精度が高まります。

アドバイザーとの対話を通じて、自分では気づいていない「強み」や「キャリアの可能性」を発見できることも少なくありません。

ステップ3：求人紹介と応募書類のブラッシュアップ

面談でのヒアリング内容に基づき、アドバイザーが経歴や希望に合う求人をいくつか提案してくれます。

同時に進めたいのが、PM用の職務経歴書（プロジェクト概要書）の作成と添削です。

プロの視点でアピールポイントを整理してもらうことで、書類選考の通過率が格段に向上します。

紹介された求人に興味がなければ、無理に応募する必要はありません。納得できる案件が見つかるまで、じっくりと検討しましょう。

ステップ4：企業との面接・選考

書類選考を通過したら、いよいよ企業との面接です。

転職エージェントを利用する大きなメリットは、この段階での情報収集力。「過去にどんな質問がされたか」「企業が重視しているポイントは何か」といった、内部情報を共有してもらい、万全の対策で臨めます。

面接日程の調整などもすべて代行してくれるため、現職の業務に集中しながら選考を進めることが可能です。

ステップ5：内定・年収交渉・退職手続き

最終面接を通過して内定が出たら、入社日や年収などの条件交渉を行います。

個人では言い出しにくい年収交渉も、プロに任せることで納得のいく条件を引き出しやすくなります。

また、現職を円満に退職するための進め方についてもアドバイスをもらえるので、最後まで安心して頼ることができます。

プロジェクトマネージャー（PM）の市場動向

転職活動を本格的に始める前に、まずはプロジェクトマネージャーを取り巻く市場の現実を知っておくことが、戦略を立てる上で非常に重要です。

「35歳限界説」や「PMはやめとけ」といった声も耳にしますが、実際のところどうなのか。客観的なデータや市場の動向を基に、PMの需要や年収、キャリアパスの現実について解説します。

PMの需要は拡大傾向だが、35歳以降は「マネジメント実績」が必須

結論として、IT業界全体でプロジェクトマネージャーの需要は拡大し続けています。

経済産業省の「IT人材需給に関する調査」では、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されています。

あらゆる業界でDXが推進される中、複雑化するプロジェクトを成功に導けるPMの市場価値は、今後ますます高まっていくでしょう。

ただし、求められるスキルは年齢と共に変化します。

特に35歳を過ぎると、単なる技術力や進行管理能力だけでなく、「人・金・リスク」を管理し、ビジネス視点でプロジェクトを牽引できる、より高度なマネジメント実績が必須となります。

現場で手を動かし続けるプレイングマネージャーを目指すのか、経営に近い立場の専任PMを目指すのか、自身のキャリアパスを明確にすることが重要です。

PMの平均年収は高いが、業界（SIer vs Web）による格差がある

プロジェクトマネージャー（PM）の平均年収は693万円です。日本の平均年収443万円と比較すると、高水準の職種です。

ただし、所属企業によって年収には大きな差があります。

企業タイプ	年収傾向
元請けSIer・大手Web企業	800万〜1,200万円
二次請け・三次請け企業	500万〜700万円
スタートアップ	600万〜900万円（＋ストックオプション）

一般的に、元請けの大手SIerや資金力のある大手Web企業、事業会社のPMは年収が高い傾向にあります。一方で、二次請け以下の企業では、負う責任に対して給与が見合わないケースも少なくありません。

年収アップを狙うのであれば、転職エージェントなどを活用し、より商流の深い企業への転職を目指すのが最も確実な方法と言えるでしょう。

参考

doda「平均年収ランキング2024年度版」 国税庁「平均給与」

開発経験があればPMへのキャリアアップは可能

開発経験のみで、マネジメント経験がない場合でも、PMへのキャリアパスは十分に開かれています。もちろん、全くの未経験からいきなりPMになるのは現実的ではありません。

システムエンジニアとしてのリーダー（PL/TL）経験や、上流工程に携わった経験があれば、多くの企業がそのポテンシャルを評価してくれます。

現実的なキャリアパスは以下の通り。

特に成長中のベンチャー企業や、若手の育成に力を入れているSIerなどでは、こうしたポテンシャル採用を積極的に行っている傾向があります。

「PM未経験OK」の求人は非公開で募集されることも多いため、転職エージェント経由での情報収集が有効です。

まずは「PL経験」か「要件定義・基本設計などの上流工程の経験」を積むことを意識しましょう。

プロジェクトマネージャー転職に関するよくある質問（Q&A）

プロジェクトマネージャーの転職活動でよく聞かれる質問や不安について回答します。

資格の必要性や「激務」といった噂の真相など、リアルな悩みを解消していきましょう。

具体的には、以下の3つの質問にお答えします。

Q. PM転職に「PMP」や「プロジェクトマネージャ試験」の資格は必要？

A. 必須ではありませんが、持っていると有利に働くことは間違いありません。

PMP®やプロジェクトマネージャ試験（PM）といった資格は、プロジェクトマネジメントに関する体系的な知識を持っていることの客観的な証明になります。

特に外資系企業や大手SIerでは、PMP®がグローバル標準の資格として高く評価される傾向があります。

しかし、最も重視されるのは資格そのものよりも、実際のプロジェクトで「どのような役割を果たし、どう成功に導いたか」という実務経験です。

資格はあくまで補助的なアピール材料と捉え、自身の経験を具体的に語れるように準備しておくことが重要です。

Q. プロジェクトマネージャーは激務で「やめとけ」と言われるのは本当？

A. 働き方は、所属する企業やプロジェクトの状況によって大きく異なります。

責任が重く、納期前はどうしても忙しくなりがちなのは事実です。しかし、最近では働き方改革が進み、「残業が多い＝悪」という風潮が強まっています。

PMO（プロジェクト・マネジメント・オフィス）を設置してPMの負荷を分散したり、適切な人員配置で無理のないスケジュールを組んだりする「ホワイトな環境」の企業も増えています。

「PMだから激務」と一括りにはできません。

転職エージェントを通じて、応募を検討している企業の「実際の残業時間」や「プロジェクトの進め方」を事前に確認することが、入社後のミスマッチを防ぐ上で非常に重要です。

Q. 40代・50代でもプロジェクトマネージャーとして転職できますか？

A. 結論から言うと、十分に可能です。

むしろ、大規模案件のマネジメント経験を持つベテランPMは、現在の市場で非常に不足しており、多くの企業が求めています。

若手にはない「複雑なステークホルダーとの調整能力」や「大規模なリスク管理能力」、そして「若手メンバーの育成能力」などが高く評価されます。

年齢が上がることで選択肢が狭まるどころか、より経営に近い、待遇の良いポジションを狙うことも可能です。

40代・50代の転職を成功させるには、「JACリクルートメント」や「エイジレスエージェント」といった、ミドル・シニア層の支援に強みを持つ転職エージェントを活用するのがおすすめです。

まとめ：最適なエージェントを選び、理想のPMキャリアを実現しよう

プロジェクトマネージャーの転職におすすめの転職エージェント16社と、後悔しないための選び方や活用法について解説しました。

PMの転職市場は活況ですが、自身の経験やキャリアプランに合わない転職エージェントを選んでしまうと、本来の市場価値よりも低い条件で妥協したり、入社後にミスマッチが発覚したりするリスクがあります。

重要なのは、最低でも2〜3社の転職エージェントに登録し、客観的な視点で比較検討することです。そうすることで、提案される求人の質や、担当者との相性を見極めることができます。

転職エージェントは無料で利用でき、自身のキャリアの可能性を大きく広げてくれる強力なパートナーです。

まずはこの記事で気になったサービスに登録し、キャリア相談をしてみることから始めてみると良いでしょう。