SE(システムエンジニア)で転職を検討しているものの、転職エージェントの利用方法がわからず不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
「技術的な相談にも対応してもらえる?」「希望する働き方に適した求人を紹介してもらえるのか?」など、転職エージェントの選び方に迷っている人も少なくないでしょう。
そこで本記事では、システムエンジニアの求人を幅広く取り扱っている転職エージェントを紹介しました。
転職エージェントの利用方法やシステムエンジニアの将来性も解説したので、記事の内容を参考に転職活動を進めてください。
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
| レバテックキャリア | スキルアップ・年収アップが同時に叶う転職の実現 |
| Geekly | 年収1,000万円以上を提示するハイクラス求人あり |
| ビズリーチIT | 企業の担当者やヘッドハンターからスカウトが届く |
SE(システムエンジニア)に強い転職エージェント16選
システムエンジニアの求人を多く取り扱っている、転職エージェントを紹介します。
- レバテックキャリア
- Geekly
- ビズリーチIT
- Direct type
- ウィルオブテック
- レバテックダイレクト
- ランスタッド
- 転職ドラフトエージェント
- paiza転職
- 社内SE転職ナビ
- Cloud Link
- Findy
- Forkwell
- パソナキャリア
- Green
- マイナビIT AGENT
サービスごとに特徴は異なるので、自分にあった転職エージェントを利用してください。
レバテックキャリア|転職後にスキル・年収アップを実現
公式サイト:https://career.levtech.jp/
レバテックキャリアは、ITやWeb業界で働くエンジニアに特化した転職エージェントです。
同社はIT業界での転職サポート実績が豊富で、フロントエンドエンジニアや社内SEなど幅広い職種への転職を支援しています。
2025年11月時点でSE(システムエンジニア)の求人数は29,206件掲載しており、リモートワーク可能や土日祝日休みの企業など、幅広い条件で検索・応募ができます。
また、公式サイトでは年収予測機能を利用できるので、自分の市場価値を確認したい方は利用してみてください。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | レバテックキャリア |
| 運営会社 | レバテック株式会社 |
| 公開求人数 | 46,656件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
Geekly|IT転職のサポート実績12年
公式サイト:https://www.geekly.co.jp/
Geeklyは、ITやWeb、ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
国内大手企業の求人情報を多数取り扱っており、セブン銀行やSBIグループなどへの転職実績もあります。
GeeklyでSE(システムエンジニア)の求人数を調べたところ、2025年11月時点で25,462件掲載されていました。
また、年収700万円以上の求人も18,511件あり、転職後の年収アップを期待できるでしょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | Geekly |
| 運営会社 | 株式会社Geekly |
| 公開求人数 | 39,101件 |
| 対応地域 | おもに関東・関西エリア |
| 公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
ビズリーチIT|ハイクラス向けの転職サイト

公式サイト:https://www.bizreach.jp/
転職後の年収アップを目指すエンジニアは、ビズリーチITの利用がおすすめです。
ビズリーチITへ登録すると企業やヘッドハンターから直接スカウトが届くため、現職が忙しい方でも効率的に転職活動を進められます。
また、有料プラン(プレミアムステージ)に登録すると、スカウト機能の拡充や限定のコンテンツを視聴できます。
2025年11月時点で13,469件のSE(システムエンジニア)求人が掲載されているので、幅広い企業からのスカウトを期待できるでしょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | ビズリーチIT |
| 運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
| 公開求人数 | 38,212件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
Direct type|スカウト型の転職サービス

公式サイト:https://directtype.jp/
Direct typeは、ITエンジニアに特化した転職サービスです。
無料登録後は企業からスカウトが届くため、仕事の休憩時間や移動時間を活用して転職活動を進められるでしょう。
Direct typeは1,600以上のIT求人を取り扱っており、KONAMIやブックオフグループへの転職実績もあります。
また、フルリモートワーク可能な企業も多数取り扱っているので、子育て中のSE(システムエンジニア)の方にもおすすめできるサービスです。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | Direct type |
| 運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
| 公開求人数 | 1,600件以上 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://directtype.jp/ |
ウィルオブテック|相談から最短1ヶ月で転職可能

公式サイト:https://willof.jp/techcareer/
ウィルオブテックは、非公開求人を多数取り扱っている転職エージェントです。
同社が取り扱う非公開求人は、即戦力となる人材を求めていることが多いため、現職でキャリアを積んだエンジニアの方におすすめできるサービスです。
無料登録後は複数の担当アドバイザーからサポートを受けられ、企業の情報収集からポートフォリオの作り方、面接対策などをアドバイスしてもらえます。
2025年11月時点でSE(システムエンジニア)の求人数は2,0,63件掲載されており、サイバーエージェントをはじめとする国内の優良企業へ応募できます。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | ウィルオブテック |
| 運営会社 | 株式会社ウィルオブ・ワーク |
| 公開求人数 | 5,131件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://willof.jp/techcareer/ |
レバテックダイレクト|ITエンジニアに特化したスカウトサービス

公式サイト:https://levtech-direct.jp/
レバテックダイレクトは、ITエンジニアやクリエイターを専門としたスカウトサービスです。
公式サイトからプロフィールを登録すると、企業の採用担当者から直接スカウトメールが届きます。
スマホアプリからもプロフィール情報や希望条件を更新できるので、スキマ時間を活用した転職活動も可能です。
2025年11月時点でSE(システムエンジニア)の求人は2,410件掲載されており、大手企業の社内SEポジションや自社開発企業からのスカウトも期待できるでしょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | レバテックダイレクト |
| 運営会社 | レバテック株式会社 |
| 公開求人数 | 7,681件 |
| 主な対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://levtech-direct.jp/ |
ランスタッド|外資系やグローバル企業の求人を取り扱う

公式サイト:https://www.randstad.co.jp/
ランスタッドは、IT人材の転職をサポートする転職エージェントです。
おもに30代の転職支援に力を入れており、年収1,000万円を超える求人も取り扱っています。
2025年11月時点でITエンジニアの求人を調べたところ、1,080件掲載されていました。
外資系やグローバル企業で働きたいエンジニアの方は、ランスタッドの利用をおすすめします。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | ランスタッドIT |
| 運営会社 | ランスタッド株式会社 |
| 公開求人数 | 4,817件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://www.randstad.co.jp/ |
転職ドラフトエージェント|求人数は1,000件以上

公式サイト:https://agent.job-draft.jp/
自身の市場価値を踏まえて転職活動を進めたい方は、転職ドラフトエージェントの利用がおすすめです。
企業との一次面接後はすぐに推定年収が提示されるので、転職後のミスマッチを防げます。
また、転職ドラフトエージェントは10万件以上のスカウトデータを活用して、企業の紹介やSE(システムエンジニア)としてのキャリアプランを提案してくれます。
転職ドラフトエージェントはエンジニアに特化したサービスなので、無料登録後は担当アドバイザーから技術的なアドバイスも受けられるでしょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | 転職ドラフト |
| 運営会社 | 株式会社リブセンス |
| 求人数 | 非公開 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://agent.job-draft.jp/ |
paiza転職|約70万人のエンジニアが登録

公式サイト:https://paiza.jp/
paiza転職は、約70万人のエンジニアが登録する転職サイトです。NTT DATEやSONYなど国内大手企業への転職実績もあります。
paiza転職への無料登録後はスキルチェックを利用でき、提出したコードをもとにプログラミングスキルを可視化できます。
履歴書や職務経歴書では伝わりにくいスキルを客観的に証明できるため、キャリアを積んだエンジニアはより多くの面接機会を得られるでしょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | paiza転職 |
| 運営会社 | paiza株式会社 |
| 公開求人数 | 5,111件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://paiza.jp/ |
社内SE転職ナビ|社内SEの転職に特化

公式サイト:https://se-navi.jp/
社内SE転職ナビは、自社システムの運用や保守を担当するエンジニアに特化した転職エージェントです。
社内SEに関する求人の取り扱いは業界トップで、2025年11月時点では7,554件が掲載されていました。
無料登録後は担当のコンサルタントが転職活動をサポートし、平均25.6社の求人情報を紹介してもらえます。
案件ごとに常駐先が変わるSESから、自社内で運用・保守を行う企業への転職を検討している方は、社内SE転職ナビの利用がおすすめです。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | 社内SE転職ナビ |
| 運営会社 | アイムファクトリー株式会社 |
| 公開求人数 | 7,554件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://se-navi.jp/ |
Cloud Link|自社開発企業の求人に特化

公式サイト:https://cloud-link.co.jp/
Cloud Linkは、安心して長く働ける企業を紹介する転職エージェントです。
同社は年収や休日日数などの審査基準をクリアした優良求人のみを取り扱っており、転職後の定着率が高いという特徴があります。
また、取り扱う求人は自社開発企業に特化しているため、自社サービスの開発に関わりたいエンジニアにおすすめです。
リモートワーク可能や勤務地を柔軟に相談できる企業への応募が可能です。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | Cloud Link |
| 運営会社 | 株式会社Cloud Link |
| 公開求人数 | 7,218件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://cloud-link.co.jp/ |
Findy|開発履歴をもとに適正年収を予測できる

公式サイト:https://findy-code.io/
Findyは、スキルの高いエンジニアと企業のマッチングを行う転職サービスです。
GitHubの開発履歴をもとにスキルと適正年収を可視化できるサービスを提供しているので、客観的な指標をもとに企業へアピールできます。
大手企業の求人も多数掲載されており、年収アップの可能性や充実した福利厚生を備えた企業への転職機会が豊富と言えるでしょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | Findy |
| 運営会社 | ファインディ株式会社 |
| 公開求人数 | 2,183件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://findy-code.io/ |
Forkwell|エンジニアと企業をつなぐスカウトサービスを提供

公式サイト:https://forkwell.com/
企業から直接スカウトを受けたいエンジニアの方は、Forkwellへの登録をおすすめします。
Forkwellの公式サイトではポートフォリオ機能を利用でき、GitHubアカウントと連携するとリポジトリのコミットログが解析され、情報を自動で反映できます。
GitHubとの連携後はプロフィール文章をAIが自動で生成するため、自分で入力する手間を減らせるでしょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | Forkwell |
| 運営会社 | 株式会社grooves |
| 公開求人数 | 非公開 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://forkwell.com/ |
パソナキャリア|転職後の年収をアップ率61.7%

公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
パソナキャリアは、ハイクラス求人を多数取り扱う転職エージェントです。
2024年11月時点でプログラマ・SE(システムエンジニア)の求人を3,426件掲載しており、同社でしか取り扱いのない限定求人も豊富です。
また、パソナキャリアは女性エンジニアの転職サポートにも力を入れています。
おもに30代~40代の転職支援実績が豊富なため、キャリアを積んだ女性エンジニアの方はパソナキャリアへの登録を検討してください。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | パソナキャリア |
| 運営会社 | 株式会社パソナ |
| 公開求人数 | 49,754件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
Green|累計登録ユーザー130万人以上

公式サイト:https://www.green-japan.com/
スタートアップやベンチャー企業への転職を検討しているエンジニアは、Greenへの登録がおすすめです。
とくに20代のエンジニア転職に強みを持ち、経験を活かせる求人を幅広く取り扱っています。
また、公式サイトではほぼすべての企業がオフィス環境や社内の様子を写真で公開しているため、応募前に働く環境をイメージできるでしょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | Green |
| 運営会社 | 株式会社アトラエ |
| 公開求人数 | 15,000件以上(公式サイト参照) |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://www.green-japan.com/ |
マイナビIT AGENT|開発系の案件が多数

公式サイト:https://mynavi-agent.jp/it/
マイナビIT AGENTは、大手人材企業のマイナビが運営する転職支援サービスです。
また、マイナビIT AGENTへ登録すると、限定された範囲で募集を行う非公開求人も紹介してもらえます。
幅広く求人情報を集めたい方は公式サイトから無料登録し、担当アドバイザーへ相談してみましょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | マイナビIT AGENT |
| 運営会社 | 株式会社マイナビ |
| 公開求人数 | 非公開 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ |
SE(システムエンジニア)向け転職エージェントの選び方
転職エージェントを選ぶ際は、以下4つのポイントを意識してください。
IT業界に特化した転職エージェントを選ぶ
SE(システムエンジニア)として転職活動をするのであれば、IT業界に特化した転職エージェントを選びましょう。
理由は、IT業界への転職に強い転職エージェントに登録すると、IT企業やWeb系スタートアップなど、技術職に特化した求人を幅広く紹介してくれるからです。
例えば、レバテックキャリアの公式サイトには、以下のような求人があります。
- クレジットカード関連のシステム開発:想定年収470万円~570万円
- 基盤システムの開発・運用:想定年収400万円~600万円
- クラウド型プロジェクト管理ソフトの開発:想定年収500万円~1,200万円
IT業界に特化した転職エージェントに登録することで、担当アドバイザーはあなたのスキルや経験を活かせる企業を提案してくれるでしょう。
SE(システムエンジニア)の求人数を確認する
転職エージェントを選ぶ際は、保有するシステムエンジニアの求人数を確認してください。
より多くの求人を保有する転職エージェントに登録するほど、幅広い選択肢の中から自分にあった企業を選べるからです。
システムエンジニアの求人を多く取り扱う転職エージェントを紹介します。(2024年11月時点)
- Geekly:14,643件
- Green:11,695件
- ビズリーチIT:11,088件
より多くの求人の中から選ぶことで、あなたの希望条件にマッチした企業と出会える可能性は高くなるでしょう。
転職エージェントごとのサポート内容を確認する
転職エージェントを利用する際は、公式サイトを見て各社のサポート内容を確認しましょう。
転職エージェントごとに受けられるサービスは異なるため、自身が希望するサポートを提供している会社を選ぶことが重要です。
例えば、企業から直接スカウトを受けたい場合は、Direct typeやレバテックダイレクトへの登録をおすすめします。
各社のサポート内容は公式サイトで確認できるので、転職活動を始めたら一度チェックしておきましょう。
複数の転職エージェントに登録する
担当アドバイザーから紹介された企業に満足できない場合は、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。
複数の転職エージェントに登録すると、希望条件にあった企業と出会える機会は広がるでしょう。
例えば、以下のように異なるタイプの転職エージェントを併用すると、より多くの企業へアプローチできます。
- 応募型:レバテックキャリア・Geekly など
- スカウト型:Direct type・ビズリーチIT など
複数の転職エージェントに登録すると、より多くの求人の中から企業を選べるでしょう。
SE(システムエンジニア)への転職で転職エージェントを利用するメリット
転職活動の際に、転職エージェントを利用するメリットを3つ紹介します。
転職の専門家がサポートしてくれる
エンジニアの転職に特化したアドバイザーからサポートを受けられることは、転職エージェントを利用するメリットの一つです。
具体的には、転職エージェントに登録すると以下のサポートを依頼できます。
- キャリアの相談
- 希望条件にあった企業の紹介
- 応募書類の添削
- ポートフォリオ・スキルシートの作成アドバイス
- 面接対策
- 面接後のフィードバック
- 企業との条件交渉
- 退職・入社手続きの案内
とくに、はじめて転職をするエンジニアの方は、専門家にサポートを依頼すると安心して転職活動を進められるでしょう。
エンジニアとしてのキャリアプランを相談できる
エンジニアとしてのキャリアプランを相談できることも、転職エージェントを利用するメリットの一つです。
転職エージェントへの登録後は担当アドバイザーとの面談が行われ、転職活動の方向性が明確になるでしょう。
担当アドバイザーとの面談では、以下の内容を相談可能です。
- 希望条件の確認
- 転職後のキャリアプランを検討
- スキルや経験に基づくキャリアアドバイス
- 現在の転職市場の動向
転職の専門家に悩みや不安な点を相談できるので、自信を持って転職活動に取り組めます。
企業と年収や待遇の交渉を依頼できる
転職エージェントの担当アドバイザーには、企業と行う年収や待遇の交渉も依頼できます。
求職者が直接言いにくい交渉を代行してもらえることは、転職エージェントに登録する大きなメリットとなるでしょう。
とくに、はじめての転職活動であれば、企業へ希望年収の提示や条件交渉を行うタイミングがわからない方も少なくありません。
交渉のタイミングを誤り相手に良くない印象を与えるリスクを避けられることも、転職エージェントを利用するメリットと言えそうです。
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
| レバテックキャリア | スキルアップ・年収アップが同時に叶う転職の実現 |
| Geekly | 年収1,000万円以上を提示するハイクラス求人あり |
| ビズリーチIT | 企業の担当者やヘッドハンターからスカウトが届く |
SE(システムエンジニア)への転職で転職エージェントを利用するデメリット
システムエンジニアへの転職時に、転職エージェントを利用するデメリットを紹介します。
以下のデメリットを理解して、転職エージェントに登録するかどうかの判断基準にしてください。
頻繁に連絡が来る場合がある
転職エージェントに登録すると、担当アドバイザーから頻繁に連絡が来る場合があるでしょう。
現在の仕事が忙しく、メールやチャットメッセージに対応する時間がない方にとっては、転職エージェントの利用が負担になる可能性があります。
担当アドバイザーからの連絡が多すぎると感じた場合は「連絡の頻度を減らしてください」や「メッセージのやりとりは〇〇時以降でお願いします」などの要望を伝えてください。
担当者との相性が良くない可能性がある
担当アドバイザーとの相性が良くない可能性があることも、転職エージェントを利用するデメリットの一つです。
とくに、年齢が離れているアドバイザーが担当する場合、連絡ツールやコミュニケーション方法の違いで求職者がストレスを感じることもあるでしょう。
どうしても担当アドバイザーとの相性が良くないと感じた方は、転職エージェントの問い合わせページから担当者の変更を依頼してください。
年齢や経歴によっては求人を紹介してもらいにくい
転職エージェントを利用する場合、求職者の年齢や経歴によっては求人紹介を受けにくい可能性もあります。
とくに、特定の年齢層に強みを持つ転職エージェントへ登録した場合、対象年齢から大きく外れると十分なサポートを受けられないこともあるでしょう。
また、ハイクラス求人を取り扱う転職エージェントでは、エンジニア経験のない求職者に対して求人を紹介しにくい傾向があります
転職エージェントを利用する際は、各社の特徴を確認してから登録をしてください。
転職エージェントを利用する流れを紹介
転職エージェントへの登録から利用する流れを、5つのステップで紹介します。
- 無料会員登録する
- 担当アドバイザーと面談を行う
- 応募する企業を比較検討する
- 必要書類の作成と面接対策を行う
- 内定後の条件交渉を依頼する
多くの転職エージェントでは、無料で会員登録が可能です。
登録後は担当アドバイザーと面談を行い、転職活動の方向性を話し合います。
担当アドバイザーから求人情報を紹介されたら、希望条件と照らし合わせながら応募する企業を選びましょう。
企業へ応募する際は、提出書類の添削と面接対策のサポートを担当アドバイザーへ依頼します。
また、複数の企業から内定を獲得した場合は、想定年収や労働条件を比較して転職先を決めてください。
SE(システムエンジニア)の転職事情を紹介
システムエンジニアへの転職に関して、年収や将来性など理解しておきたいポイントを5つ紹介します。
仕事内容
SE(システムエンジニア)は、顧客へのヒアリングからシステムの設計、実際の開発まで幅広い業務を担当します。
おもな仕事内容は、以下の通りです。
- 要求分析・要件定義
- 基本設計
- 詳細設計
- システムの開発
- システムのテスト
- 保守・運用作業
システムエンジニアのキャリアパスとして、プロジェクトマネージャー(PM)やエンジニアマネージャー(EM)へ進むことも可能です。
その場合は、マネジメント業務がおもな仕事となります。
実際に担当する業務は求人情報に記載してあるので、応募前には必ず確認してください。
年収
厚生労働省が運営する職業情報提供サイトによると、SE(システムエンジニア)の年収は以下の通りです。
- システムエンジニア(基盤システム):684万円
- システムエンジニア(業務用システム):557万円
年齢別の最高年収を見ると、システムエンジニア(基盤システム)が848万円、システムエンジニア(業務用システム)が732万円でした。
一般的には、年齢とともに年収も高くなる傾向があります。
顧客との要件定義やマネジメントができるエンジニアは、さらなる収入アップを期待できるでしょう。
参考:厚生労働省|jobtag
SE(システムエンジニア)への転職で役立つスキル
システムエンジニアへの転職時に役立つスキルを、7つ紹介します。
- プログラミングスキル
- 要件定義・設計スキル
- ネットワーク・セキュリティの知識
- コミュニケーションスキル
- マネジメント能力
- 課題解決能力
- 論理的思考力
システムエンジニアは、顧客や他部署とのミーティングが多い職種です。
そのため、コミュニケーションスキルが高い人材は、企業から高く評価されるでしょう。
ただし、担当業務によって求められるスキルは大きく異なるので、事前に求人情報を確認してください。
SE(システムエンジニア)への転職で役立つ資格
システムエンジニアへの転職で役立つ資格を、4つ紹介します。
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- Oracle Database認定資格
- シスコ技術者認定資格(CCNA・CCNP)
なお、システムエンジニアへの転職において、資格の取得は必須ではありません。
ただし、上記の資格取得の過程で学ぶ知識を体系的に理解しておくと、企業から採用される可能性は高くなります。
SE(システムエンジニア)の将来性
システムエンジニアの将来性は、現在の市場動向から見ても非常に高いと言えるでしょう。
理由は、エンジニア全体に対する需要は急速に高まっており、今後も続くと予想されるからです。
厚生労働省が運営する職業情報提供サイトによると、システムエンジニアの有効求人倍率は3倍で、求職者にとって有利な状況でした(令和5年度の調査)
また、労働者過不足判断の調査でも「エンジニアが不足している」といった結果もでており、今後も需要の高い状態は続くと見込まれています。
参考:厚生労働省|jobtag
SE(システムエンジニア)の転職に関するよくある質問
システムエンジニアへ転職する際に、よく聞かれる質問を3つ紹介します。
当編集部が実施したアンケート調査の結果も紹介しますので、転職活動の参考にしてください。
- 未経験からSE(システムエンジニア)への転職は可能ですか?
- SE(システムエンジニア)のキャリアプランを教えてください
- 30代からSE(システムエンジニア)へ転職できますか?
【アンケート概要】
調査期間:2024年6月3日
調査方法:アイブリッジ株式会社Freeasyを用いたインターネットリサーチ
調査対象:エンジニアから転職したことのある男女
※ユーザーアンケートより抜粋
未経験からSE(システムエンジニア)への転職は可能ですか?
これまでにIT業界で働いた経験がなくても、システムエンジニアへの転職は可能です。
理由は、現在IT業界は人手不足が深刻で、幅広い業務を担当できるシステムエンジニアの需要が高まっているからです。
当編集部が行ったアンケートでも、以下のような声が寄せられました。

将来への不安があり手に職をつけたかったので、SEへ転職しました。(40歳・男性・携帯電話販売からシステムエンジニア)
また、エンジニア未経験者を対象としたプログラミングスクールもあるので、転職活動と並行してスキルアップを進めてください。
SE(システムエンジニア)のキャリアプランを教えてください
システムエンジニアのキャリアプランには、大きく分けて以下4つの選択肢があります。
- スペシャリスト:一つの分野で専門性を高める
- プロジェクトマネージャー(PM):プロジェクトの進捗状況を管理する
- ITコンサルタント:企業のIT戦略や課題解決を支援する
- フリーランスエンジニア:個人で仕事を受託する
また、当編集部が行ったアンケート調査では、システムエンジニアから別の職種へ転職する方もいました。



給料を増やしたかったので、データエンジニアへ転職しました。(36歳・男性・システムエンジニアからデータエンジニア)



システムエンジニアからの転職後は、より自分の適正にあった仕事ができるようになりました。(56歳・男性・システムエンジニアからサーバー管理)
システムエンジニアとしてスキルを身に付けると、他の職種へも転職しやすくなるでしょう。
30代からSE(システムエンジニア)へ転職できますか?
現在30代の方でも、システムエンジニアへの転職は可能です。
ただし、30代の転職では即戦力の人材が求められます。
そのため、応募前にIT関連の知識を学び、可能であればプログラミングスキルを習得してください。
まとめ|SE(システムエンジニア)の転職ではエージェント選びが成功のカギ
この記事では、SE(システムエンジニア)に強いおすすめの転職エージェントを紹介しました。
転職エージェントごとに特徴やサポート内容は異なるので、事前に公式サイトを確認してから無料登録をおすすめします。
また、転職エージェントへの登録後はキャリアに関する相談も受け付けているので、以下の公式サイトからアドバイザーへ連絡してみましょう。






















